memo

○弓とオツの交差点。コスチューム・アーティスト・ひびのこづえさんのブログから。 http://kodue1958.exblog.jp/21213912/ カワイイだけでない珍妙なブローチ、イイ。こっちは彼女が渋谷でやったワークショップで生徒の子どもが作ったやつかな? カブトムシ…

○走りについて。 ◇走っている。土砂降りでない限りほぼ毎日。つまり走りはボクの日課になっている。はやめに夕飯とり、ネットやテレビを見たりした後「さぁ走ろうか」ってウェア着替えて出掛ける。走る前に我流のストレッチ体操をやる。脚と背中を中心に。休…

○柳家は暗いよ。 ◇落語家っていうと「笑点」のイメージが強いかもしれない。日テレの長寿演芸番組。座布団すわって大喜利やっている人たち。たまに一人で「じゅげむ」とか「饅頭こわい」とか喋る職業って感じか。 原色に近い着物っていう印象もあるだろう。…

○直感の世界。 ◇NHNのプロフェッショナル仕事の流儀のスペシャル版を観た。 以前の放送から正念場で結果を出す達人たちの選りすぐりダイジェスト。将棋の羽生さんの話が良かった。 「若い頃は記憶力とか反射神経とかで指して勝てたけど、歳をとるとそのその…

○期待と落胆。 ◇昨晩、フジテレビのFNS歌謡祭観た。年末恒例のやつ。 エレカシが出ると小耳にはさんだから。いろいろな歌手がコラボして歌う趣向。 ももクロと伊予ちゃん、EXILEと草薙くん、和田アキ子と徳永英明とか。 たしかにお祭りっぽい。けどコラボっ…

ママチャリとかペットとか

◇既婚の女性が乗るタイプの自転車。 「ママチャリ」とひとくくりに言うけど、実際は千差万別。駅前やスーパーの駐輪場にはカスタムチューンされたママチャリがひしめき合っている。先日、デカいグラサンにパンタロン的なド派手なおばさんを見た。スーパーか…

○走る悦び ◇週5ペースで走っている。 元々痩せるために始めたジョギングだけど、今じゃ走ることソレ自体に夢中になっている。 まさか俺と走りがこんなにウマが合うなんて予想もしなかった。 そういえば父親もフルマラソン走っていたな。 走っているとき、走…

○模倣と推理。 ◇ジョギング。毎日走るのはシンドイので、だいたい週4回ペース。 走る前のストレッチも結構しっかりやるようにしてる。健康のために始めたジョギングで、怪我したら元も子もないから。走った後、再度ストレッチ。ときたまシャドーピッチング…

○勝負師のグルーヴ。 ◇タイトルマッチ。ボクシングやプロレスとかのアレ。テレビとかだとベルト争奪戦って言ってる。けど、争奪してるのはベルトじゃない。チャンピオンって位。 チャンピオンが防衛し、挑戦者が奪取するのは目に見えないもの。王座、チャン…

○絵になる敗者 - バンクシー監督「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」 感想。 ◇ドキュメンタリー映画「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」を観た。監督は正体不明のグラフィティ・アーティスト、バンクシー。 グラフティ・アートとはビル壁、…

○散歩の効用◇対楽天戦(クリネックススタジアム宮城)、3−4。サヨナラ負けにクサクサして千駄木まで散歩。千駄木を選択したのはミスド。この夏の新基軸、冷やし焼きドーナツなるものに心動かされたから。 無事冷やしや焼きド購入した後、カフェ併設の古本…

○iモードは足枷か否か。 ◇ドコモが株主総会でドコからiPhone出ないデスとぶっちゃけたらしい。 【速報】NTTドコモが「iPhoneの提供は考えていない」と正式に回答 http://gigazine.net/news/20110617_docomo_iphone/このコメントに対するネット界隈の反応の対…

○塩梅と加減 ◇「大日本人」をハリウッドでリメイク(参照)というニュースはどうも解せない。素人の俺が案じてもどうしようもないが、考えれば考えるほどリメイクGoサインの意図が読めない。 「大日本人」は偽ドキュメンタリーという体裁。正義の味方のさし…

○陸軍の、石原莞爾でない方。 ◇近所の書店で野球小僧を購入。レジ前の「波」貰う。「波」は新潮社のPR誌だが、新刊宣伝記事ばかりでなく、連載も充実している。なかでも注目は片山杜秀の「未完のファシズム」。今号はその連載第九回。 小畑敏四郎は旧日本陸…

○純粋無垢な野心 ◇今朝の朝日新聞、荒俣宏の書評で知った本、デイヴィッド・マクラガン著「アウトサイダー・アート 芸術のはじまる場所」が面白そう。 アウトサイダーアートは、技術的にも概念的にも専門の教育うけず、我流で紡ぎだされた創作を指す。ならば…

○斎藤佑樹が持ってないモノ ◇図書館でリサイクル扱いの週刊ベースボールを貰ってくる。今年の1/3号、特集は「球界"移籍”ストーリー」と題し、悲喜こもごもの球界トレード史を振り返る。巻頭インタビュー岩村と森本。セ・パのバランスをとりつつ、旬をとらえ…

○バーニャ・カウダ あるいは、よそ行きの野菜。 ◇最近読みたい本が沢山あってこまる。財力がままならないのでズバズバ買うわけではない。けどそれでも積ん読ドミノが形成されつつある。 もっか評判のジュノ ディアス「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」も…

○無垢と書いて「ピュア」と読ませる。 ヘンリー・ダーガー展を観る。場所は原宿ラフォーレミュージアム。「キチガイってこういう素敵な絵を描くのよ」という展企画者の小出さんの鼻息がビュービュー吹きまくるの展だった。 ダーガー当人の電波系キャラにフォ…

○古今亭 その可能性の中心 ◇録画しておいたテレ朝「落語人」、古今亭菊志んの回をみる。 演目は「祇園祭」。京都人の傲慢なお国自慢に業を煮やした江戸っ子が、何をこん畜生と啖呵をきり、威勢のいい早口で江戸自慢で応酬するのが見せ場。菊志ん当人が己の得…

○オールバックの勇者 ◇岡本太郎展に出掛ける。太郎のサブカルぶりを再確認する展だった。 場所は竹橋の国立近代美術館。太郎太郎の生誕100年という区切りにあたる今年、松尾すずき主演の太郎ドラマやBT、芸術新潮、CasaBRUTUSなどの雑誌で関連特集が組ま…

○体験と語り ◇桑田佳祐の新曲「銀河の星屑」。今に始まったことじゃないが、この曲の歌詞、酩酊状態における釈迦との交流体験がテーマでとにかく馬鹿馬鹿しい。 http://www.sas-fan.net/kuwata_musicman/release/ 泥酔状態。ふらふらの帰宅途中の池の端での…

○牛と読解 ◇「ウサギ牛」、「泥牛」、「ヨモギ牛」、「ソバージュ牛」とか。不味そうなブランド牛の名前考え中。 ◇「風呂上がり」という場面、片岡義男世界の人物は何を飲むか? ◇図書館で小西甚一「古文の読解」。コレは高校時代に出会いたかった本だなとい…

○座布団、座られたログの消去 ◇多木浩二氏、死去。 http://www.asahi.com/obituaries/update/0414/TKY201104140288.html 「生きられた家」の座布団の考察がおもしろかった。つーわけで岩波書店さん、多木さんの現代文庫、追悼重版よろしくお願いします。 ◇Go…

○おやじの遺産、または借金 ◇職場と家の往復のヘビロテは、砂原良徳のニューアルバム「liminal」。良すぎる。 ◇有馬哲夫「原発・正力・CIA」(新潮新書)雑感。第五福竜丸事件後吹き荒れた反核・反米旋風沈静化のためCIAの仕組んだ「原子力の平和利用」の宣伝…

○駒と野心 ◇スタローン熱再燃。思わず「エクスペンダブルズ」をDVD観賞。監督も兼ねるスタローンは俳優としては抑え気味で、それが映画に箔をつけている。 間髪入れず展開されるアクションシーンは圧巻。痛快このうえない。が、それとは別にクリスマス(ジェ…

○犬に罪はない。 ◇録画してた「アメトーク」視聴。「小型犬は家族だ芸人」の巻。冒頭10分で心が折れるツマラナサ。なんのヒネリもない「うちのワンちゃんってカワイイのよ」的親バカトークを順繰りにするという途方もないハズレ企画。 以前から性格や癖、…

○そろそろ「つけ麺」の話をしよう ー ノビるまえに食べる哲学 ◇つけ麺が暴れている。商店街を席巻し、駅地下「のれん街」を闊歩し、246沿いをブイブイいわせている。 スープ偏重時代の終焉。豚骨だ!塩だ!魚介だ!ベジポタだ!と近年のラーメン戦争はス…

○別の物語に放り込まれた「語り手」 ◇焼き鳥で夕飯。隣席のサラリーマン風五十代男三人。結構豪勢に食べている。漏れ聞こえるところから察するに自動車関係の部品メーカーのA社とその下請けB社というかんじ。時期が時期だけに震災のハナシもちらほら。けど、…

○魔都・池袋 ◇久々の池袋。改札を抜け節電モードの暗い駅構内にぎょっとする。普段どおりに照明の保たれたみどりの窓口、券売機付近、改札内などの光源を間接照明代わりに通路部分も照らす風情。とにかく暗い。尋常でない早足な帰宅者の群。ホームレスは活き…

○ギラさわの境地 ー 服部真澄「清談 沸々堂先生」感想 服部真澄「清談 沸々堂先生」は、沸々堂先生の世間を喰ったような審美眼譚。風采は「庭師くずれか、建築家くずれ」と、冴えないそこいら辺りの関西弁のおっちゃん。けど、その審美眼は侮れない。作品の…