○トヨタCMをリコールしたい。 トヨタのラジオCMで、「自分らしさって何？」と問いかけてくるヤツがある。クイズの体裁をとっていて、「制限時間は一生です」で終わる。 この「制限時間は一生です」のフレーズにいつもドキッとする。自分らしさについて一生悩…

○雑誌「ノーサイド」の連載は収録されてないんだね。 待望の武藤康史「文学鶴亀」（ISBN:978433604991）購入。そういえば武藤さん、サトミトンサトミトンって大プッシュいてたなと思い出した。 「文学鶴亀」は武藤さんの雑文集。批評の小道(週刊文春)、韋駄…

○気になる近刊 ◇菊地成孔「服は何故音楽を必要とするのか？」 (ＩＮＦＡＳパブリケーション ISBN:9784900785625) 発売予定日 2008年03月07日 予定価格 2,000円（税込） http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0326180 ◇大山顕 「団地さん」 (エンターブレ…

○「ノーカントリー」って、もしかしてホッブズ的な「万人の万人 に対する闘争」がテーマなのか？ ライター組合のストライキ騒動で授賞式開催の危ぶまれた今年の第８０回米アカデミー賞。前評判どおりコーエン兄弟監督「ノーカントリー」が作品賞、監督賞など…

○出張、旅情、諜報。 先日、社長シリーズの一本「社長忍法帖」を観た。小林桂樹が北海道に長期出張するやつ。それがきっかけで、出張に憧れていた少年の自分を思い出した。子どもころの私は、父親の出張がうらやましくて仕方なかった。 父は年に一、二度、宮…

○池袋西武、古本まつりに捕まる。 https://www2.seibu.co.jp/wsc/010/N000021021/0/info_d高島俊男の文春新書が出てるはずだと思いリブロをのぞこうと思ったら、古本まつりやっていて、一時間ばかり文庫ハンティング。 で、本日の戦利品は以下の通り。 ・福…

○フーコーでなく、笠谷和比古。 井上章一「狂気と王権」（ISBN:9784061598607）読了。 原武史の「昭和天皇」がおもしろかったので、引き続き近代天皇制関連本として購入。親本は紀伊国屋書店（１９９５年刊）。連載誌はいまはなき「宝島３０」。 不敬罪の存…

○元特捜検事・田中森一被告の実刑確定へ 石橋産業事件 http://www.asahi.com/national/update/0213/TKY200802130281.html 最高裁第一小法廷（横尾和子裁判長）は、東京都内の商社「石橋産業」をだまして額面約１７９億円の約束手形を交付させたなどとして、…

○気になる近刊、アマゾン事前弱っ！！ ◇半藤一利・御厨貴・原武史「卜部日記・富田メモで読む 人間・昭和天皇」 (朝日新聞社 ISBN:9784022504036) 発売予定日 2008年03月07日 予定価格 1,575円（税込） http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0324408 靖国…

○バートランカスター主演「泳ぐひと」観た。 バート・ランカスター主演「泳ぐひと」観た。１９６８年の作品。ジョン・チーヴァーという作家の「The Swimmer」という短編がベースになっているもよう。奇妙な味の映画。ちょっとコントぽい。 バート演じる中年…

○気になる近刊 ◇横尾忠則「温泉主義」 (新潮社 ISBN:9784104110049) 発売日：2008年02月22日 http://www.shinchosha.co.jp/book/411004/ 一温泉一作品！ 古稀を迎えた巨匠が温泉巡りの旅に出た――二年にわたり毎月一回、つかった温泉は、日本全国計二十四カ所…

○気になる新刊 ◇坂崎重盛「東京読書―少々造園的心情による」 (晶文社 ISBN:9784794967213) 東京読書―少々造園的心情による坂崎 重盛 晶文社 2008-02売り上げランキング : 158164Amazonで詳しく見るby G-Tools ◇鷲田清一×永江朗「哲学個人授業-から入る哲学入…

○俺、ヒラリー中年（かっこわるい）。 茶店で優雅に紅茶を飲みつつ、スポーツ新聞を読んでいると、 「やっぱ経験のあるヒラリーがなるべきよ」 「経験ダイジだよね、けど、ヒラリー最近日和ってるみたいだからねぇ」 ってかんじの会話が隣のとなりから聞こえ…

○万世一系、あるいは鏡像としての粘菌、クラゲ。 北一輝は、昭和天皇を「クラゲの研究者」と呼んだという。けれど研究対象はクラゲだけじゃない。天皇は粘菌の研究者でもあった。エピソードでいえば、南方熊楠が粘菌をキャラメルの箱に入れて献上したってハ…

○舌禍に潜むオカルト思想 asahi.com2008年02月02日18時40分,「倖田來未さん「３５歳超は羊水腐る」 謝罪し活動自粛」 http://www.asahi.com/culture/news_entertainment/TKY200802020207.html 以前テレビで倖田來未が女子校に講義に行くというやつを見た。 …