○気になる近刊 ◇瀬戸内寂聴「奇縁まんだら」 (日本経済新聞出版社/横尾忠則 ISBN:9784532166588) 発売予定日 2008年04月17日 予定価格 2,000円（税込）奇縁まんだら瀬戸内 寂聴 横尾 忠則 日本経済新聞出版社 2008-04-16売り上げランキング : 124871Amazonで…

○かまぼこの歌を聴け アジア的な喧噪漂う那覇の市場界隈、かまぼこ屋の主力商品は断トツでチキアギーだ。チキアギーは魚のすり身にごぼうや人参などのこまいのをまぜ、油で揚げたもの。内地で言うつけ揚げ、さつま揚げのこと。 「ばくだん」とよばれるチキア…

○野菜ファンの雄叫び、「芝生の復讐」の岸本佐知子の解説 図書館で借りたのに積ん読のままだった、瀬戸山玄「野菜の時代」を読む。世田谷等々力で有機農業に取りくむ、大平農園を取材したノンフィクションもの。有機農法というと反体制なヒッピー的な主義や…

○気になる新刊 ◇菊地成孔「服は何故音楽を必要とするのか?―「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達について」 (INFASパブリケーションズ ISBN:9784900785625)服は何故音楽を必要とするのか?―「ウォーキング・ミュージッ…

○佐野洋の創意工夫、バロック化する日本語。 ブックオフの１００円棚で佐野洋の「相撲好きの女」を買う。タイトルに吉田戦車的な気配を感じたから。「白い刑事」シリーズという短編連作もの。 一読、文体のギクシャクに気づく。表題作の書き出し部分を引用。…

○仏縁を感じ購入・asahi.com,2008年03月25日22時42分「運慶工房作「大日如来像」、クリスティーズ落札は真如苑」 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200803250392.html 博物館に預ける方針については「東京国立博物館と相談を始めた」。０２年に…

○「怪獣チャンピオンまつり」＠ビリケンギャラリー http://www.billiken-shokai.co.jp/billiken_files/gallery/gallery_index_flame.html真実一郎さんのインサイター(参照)経由で知りました。コレは行きたいねー。

○図書館で借りた本と落語CD。 ・犬塚稔「映画は陽炎の如く」(草思社 ISBN:9784794211040) ・「NHK落語名人選 (28) : 四代目 三遊亭円遊」(ASIN:B00005FMD1） 犬塚は映画監督、脚本家。戦前戦後通じて映画製作にさずさわった人。ここ最近の俺的座頭市ブームで…

○俺もやってみたよ。・どうでもいい写真を「Number」っぽくする http://portal.nifty.com/2008/03/23/a/

○コーエン兄弟監督「ノーカントリー」感想。 ＊注意：以下の文章は内容や結末に踏み込みつつ妄想的に語っているため、「ノーカントリー」未見の方は観賞後にお目通しをオススメします。 コーエン兄弟監督「ノーカントリー」を観た。ベトナム帰還兵で今はサエ…

○独りだけ芝居がちがう三田佳子。 地元ブックオフに立ち寄る。１００均でない新書棚をなにげに眺めていたら、勢古浩爾「白洲次郎的」（ISBN:9784896918748）を発見。この本は知らんかったなぁと手にとり、頁をパラパラやってると、赤いのがチラホラ。前の持…

○スローなカーブにしてくれ。 野球のピッチャーってのはさ、もうそれだけでカッコイイ。投球スタイルがキレイなのもイイし、岡島みたいに目線がミットから外れるのもイイ。池田時代の水野なんてスゴイ投げ方だったよ。金太郎なんてもんじゃなかった。ヒバゴ…

○ほんとうですか？さすが先輩ですね。 TBSラジオ、MJこと、みうらじゅんの「サブカルジェッター」はサブカルの「徹子の部屋」を標榜し、毎回みうらじゅんの友人知人をゲストに招きその子ども時代、青春期を振り返ることでサブカル魂が育まれたあの頃をふつふ…

○秩序と俺流 近所の図書館に行く。雑誌のバックナンバーを物色。「SFマガジン」０８年１月号掲載のテッド・チャン「商人と錬金術師の門」、コピーをとる。「東京人」掲載、細馬宏通先生の若島正「ロリータ、ロリータ、ロリータ」評を読む。 以前から気になっ…

○気になる新刊 ◇スタッズ・ターケル「ジャズの巨人たち」 (青土社/諸岡敏行訳 ISBN:9784791763917)ジャズの巨人たちスタッズ・ターケル 諸岡 敏行 青土社 2008-02売り上げランキング : 196901Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 死都ゴモラ―世界の裏側を…

○重版の予感がするとカノジョはいう。 作品賞、監督賞など米アカデミー賞四部門で一等に輝いた、いま俺的にメチャメチャ観たい映画ナンバー１のコーエン兄弟「ノーカントリー」がついに来週末からロードショーされる。原作のコーマック・マッカーシー「血と…

○PLAYBOY探す。 月刊「PLAYBOY」4月号を買いに池袋のリブロへ寄る。目当ては、コーエン兄弟ロングインタビュー（聞き手:町山智浩）。男性誌のコーナーを探し回るが見当たらず、断念。けれどPLAYBOY探し中に「prints21」,山口晃特集号を発見！速攻購入。帰り…

○黒岩比佐子「伝書鳩」の小見出しは独特な愛嬌がある。 往来座外市、収穫は以下のとおり。 ・黒岩比佐子「伝書鳩―もうひとつのIT」（文春新書 ISBN:9784166601424） ・出久根 達郎「漱石を売る」(文春文庫 ISBN:9784167575014) ・ビル・ブライソン「ドーナッ…