2004-01-01から1年間の記事一覧

○宮沢章夫「不在」、文藝春秋より1月刊。 http://www.bunshun.co.jp/book_db/html/3/23/62/4163236201.shtmlhttp://u-ench.com/ 来年一月、小説『不在』が文藝春秋から刊行される。ご期待いただきたい。そして、すでに報告通り、実業之日本社(このトップペ…

○気になる新刊◇田村隆「隠し包丁????白水Uブックス」 (白水社 ISBN:I4560073775) ◇北原保雄 編(北原保雄、小林賢次、砂川有里子、鳥飼浩二、矢澤真人 執筆)「問題な日本語」 (大修館 ISBN:4469221686) ◇アンリ・ウェベール「娘たちと話す左翼ってなに?…

○ブルボン小林「ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ」 (太田出版 ISBN:4872339215) http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/bk1detail.cgi?aid=02ohta01&bibid=02511919&volno=0000 あの芥川賞作家が放つ、入魂のゲーム批評。ゲーム好きの彼氏の気持ちがよく分かる(…

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○深夜、「人志松本のすべらない話」を見た http://www.fujitv.co.jp/b_hp/1228sube/中学くらいになると、笑い源泉は「うんこ」や「ちんこ」から、B組の田中のおかんの話や國友滋の「スマトラ」のあだ名の由来話、後藤ちゃんンとこのサンダー(犬)の話など…

○有栖川有栖「赤い稲妻」(「ロシア紅茶の謎」収録) (講談社文庫 ISBN:4062635488) 巻末の近藤史恵の「解説」より引用。 「新本格」の作品達たちにしばしば寄せられる、「人間がかけてない」とか「ゲーム感覚だ」という批評は、音楽における一部の人々の…

○平凡社1月近刊 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/frame.cgi?page=newbooks.html◇宇野邦一「〈単なる生〉の哲学 生の思想のゆくえ」 (ISBN4582702554) 「ただ生きている」のはダメなのか? 生──政治学の問題域をくぐり、人間的生/動物的生の二…

○ジュンク堂池袋トークセッション、斎藤環、仲俣暁生「現代日本文学はどこが面白いのか」2月12日(土)午後6時半より http://www.junkudo.co.jp/event2.html 仲俣さんの《陸這記》 crawlin’on the ground、「「極西」トークイベント第一弾の日時決定」より引…

○ノンフィクションライターはなぜ足でかせぎたがるのか高山文彦の 「日垣 隆『そして殺人者は野に放たれる』評より引用。 http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/464801-9.html いまの日本の、起訴前におこなわれる精神鑑定のおぼろさ、そしてひ…

○回答期限は設けないasahi.com、「北朝鮮側に再調査やり直し要求へ 政府」より引用。 http://www.asahi.com/special/abductees/TKY200412240127.html 政府は結果を北朝鮮側に伝え、再調査は不十分だとして、調査の「抜本的なやり直し」(外務省幹部)と、疑…

○紙芝居大作戦 asahi.com、「郵政民営化紙芝居「強行」 武部幹事長発案、有楽町で」より引用。 http://www.asahi.com/politics/update/1224/009.html 青木幹雄参院議員会長が22日に「やるなら覚悟してやれ」と武部氏にクギを刺していた。武部氏は24日、…

○「大森望☆サクセスの秘密」 http://www.ansible.jp/interview/success.html 『文学賞メッタ斬り!』『ライトノベル☆めった斬り!』のふたつのメッタ斬りや、SFの翻訳、多数の書評活動などで知られる大森望氏に、その成功学サクセスの秘密に迫る! このイ…

○北田暁大、「嗤う日本の「ナショナリズム」」という本がNHK出版から(たぶん来年4月くらい) http://d.hatena.ne.jp/gyodaikt/20041222#p1北田さんは、原稿の〆切が迫っていて引きこもり気味の日々らしい。 「嗤う日本の「ナショナリズム」」は岩波の「世…

○トリビア酒井順子は。。。 平田オリザに似ている。 http://www.town.kawanishi.yamagata.jp/kokubun/image/hirata.jpg 参考:Yahoo!ブックス 酒井順子インタビュー http://www.google.co.jp/search?q=cache:WrDIOkqnOmYJ:books.yahoo.co.jp/featured/interv…

○台湾にご用心中国情報局、「李登輝氏訪日:中国政府、「強烈な不満」を表明」より引用。 http://news.searchina.ne.jp/2004/1222/politics_1222_001.shtml 21日には、中国の王毅駐日大使も都内で「(李登輝氏は)分裂運動をすすめるトラブルメーカー」「…

○POSレジの死角内田樹のブログ 2004年12月20日「車は天下のまわりもの」より引用。 http://blog.tatsuru.com/archives/000604.php そして、真のリアリストはいわゆる「リアル」といわゆる「ファンタジー」のあわいが「リアリティ」のすみかであることを知っ…

○つらつらと「ブログ対新聞」を考える極東ブログ2004.12.20、「「NHKに言いたい」で終わるというシナリオなのかな」より引用。 http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2004/12/nhk.html これは結局、れいの「ブログ対新聞」といった愉快なメタ議論…

○バーチャル関西弁からの逃走 「どんづまり茶房」 http://www.naganono.com/doncha/デジオリスナーの間では「どんちゃ」の愛称で親しまれている「どんづまり茶房」は、在阪の30代夫婦による掛け合いトークが人気のデジオ。 大半のデジオがDJのひとりしゃ…

○2004年 読書の収穫◇総評 奥田英朗が直木賞を獲ったので良かった。 唐突に山口瞳ブームが来て、その流れで重松を見直すことになった。 色眼鏡は、読書ライフとっていちじるしくマイナスであると痛感した。だから、大沢在昌や堂場瞬一も躊躇なくどしどし読こ…

○デジオの聴き方 お手持ちのパソがウィンドウズの場合はこちらをご参照。 http://www.naganono.com/doncha/how_to_listening.htm私は、iBook(MacOSX)で、一端ダウンロードして聴いています。その方法を以下にご紹介します。 1.[control]キーを押…

○週刊文春のミステリーベスト10 http://www.bunshun.co.jp/stockfile/best2004.htm俺的にメチャメチャ太鼓判押した。雫井脩介「犯人に告ぐ」が「このミス」では国内8位くらいだったのでガックリきてたが文春ベストでは国内1位! 俺の眼力もなんとか面目…

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○音声ブログ?デジオが面白い。デジオとは、マンガ家のタナカカツキがはじめたインターネットを用いた個人ラジオ。 ググッてみると、音声版ブログという説明もある。ま、要は、ひとりしゃべった録音をhpにアップしたものが「デジオ」と呼ばれているわけだ。 …

○気になる新刊◇若島正「乱視読者の新冒険」 (研究社 ISBN:4327376922) ◇白川静 監修/山本史也「神さまがくれた漢字たち」 (理論社 ISBN:4652078021) ◇奥山 英志 「ワイドショーを変えた7つの事件」 ( インフォバーン ISBN:4901873393) ◇「本多勝一は…

○これは「ネット上の痴話喧嘩」はありません。週刊!木村剛2004.12.13,「切込隊長、なぜ無断訂正されたのですか?」 http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/12/post_28.html#more これは「ネット上の痴話喧嘩」ではありません。「リアルビジネス…

○【ハイサイおじさんの歌詞の読み方】 http://www.hatena.ne.jp/1102915334 512回聞いてもよくわかりません。 歌詞の下記の引用にフリガナをお願いします finalventさんも指摘しているように、 http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20041213#p2 妻は「とぅむ」…

○「勝負だ!」と呟いたとき、すで勝負に負けている若き日のsilentman 愛と苦悩の笑日記,2004-12-13 「リブロと紀伊國屋書店、ジュンク堂のそれぞれの違い Part2」より引用。 http://d.hatena.ne.jp/silentman/20041213 ピッチャー的にはやっぱりリブロ…

○関川夏央「昭和が明るかった頃」 (文春文庫 ISBN:4167519100)イルカショーを見るとなぜか泣いてしまう。 イルカのような利発な動物が人間の都合に付き合って様々な運動をやってのける姿は、とてもけなげに映る。そしてそのけなげさが私の涙腺を刺激するの…

○重松清、そのこだわりと可能性金曜日、友人4、5人と酒宴をもった。 私の書いたレビュー http://d.hatena.ne.jp/yasulog/20041205#p1 を見て、重松清「スポーツを「読む」記憶に残るノンフィクション文章読本」(以下「スポーツを「読む」」)を読んだとい…

○小泉 尭史監督・黒澤 明脚本「雨上がる」「フラットライナーズ」は、私好みの映画を説明するのに恰好な映画のひとつだ。臨死体験をモチーフしたものなので、笑える映画ではない。しかしこれはコメディーだ。サイコホラーコメディー。丹波哲郎の「大霊界」も…

○しこ名メーカーに悪戦苦闘脱臼ミステリーの急先鋒、殊能将之氏のhpにperlのコーナーがある。 http://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/myperl/index.htmlダウンロードして遊んでいたのだが、俺も真似っこしたいとスケベ心を発心した。 で、お相撲さんのし…

○「極西文学論」、店頭に並ぶのは11日頃 http://d.hatena.ne.jp/solar/20041208#p1 晶文社から、『極西文学論 Westway to the World』の見本がどかっと届いた。いわゆる文芸評論ではなくて、若い人、あるいはふだんあまり日本の現代文学を読まない人向けの…