宮沢章夫「不在」、文藝春秋より1月刊。
http://www.bunshun.co.jp/book_db/html/3/23/62/4163236201.shtml

http://u-ench.com/

来年一月、小説『不在』が文藝春秋から刊行される。ご期待いただきたい。そして、すでに報告通り、実業之日本社(このトップページはいかがなものか)から「資本論を読む」の連載をまとめた単行本が出る予定。マルクスの『資本論』を読む「私」のいわばドキュメントである。苦闘の読書。血まみれの読み。命知らずのテキストリーディング。それこそが、「資本論を読む」だ。書名はどうなるかまだわからないが、連載原稿に様々な形で手を入れる予定。さらに、世田谷パブリックシアターで公演した『不思議の国のアリス』の戯曲が、柏書房より出版される予定も大幅に遅延している。子ども向けに書き直される予定ですが、大人が読んでも大丈夫だ。こちらも書名は変更される予定で、さらに岩崎書店から絵本を出す計画もある。「文・宮沢章夫 絵・しりあがり寿」とこのサイトで何度も予告しながら三年ほどなにもしていない。申し訳ない。ともあれ、単行本をよろしく。

実業之日本社から出る「資本論を読む」本もメャメチャ気になるな。