2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

○ 韓国のオカン、夕日に踊る、 全てを忘れて ー ポン・ジュノ監督 「母なる証明」感想 「母なる証明」。覚悟していたが、矢張り凄い映画だった。 韓国の片田舎の平穏な町、女(キム・ヘジャ)は、漢方薬を売り、細々と生計を立てていた。彼女には気がかりが…

○みちくさ市で買う ー 堀井憲一郎「落語論」感想 さいきんラジオで堀井憲一郎さが落語についてしゃべったりするの聴いていた。そんな矢先、ぷらっと出掛けた鬼子母神商店街の古本市イベント「みちくさ市」の箱のなかに、「落語論」を発見。購入した次第。 落…

○達川の痛恨、藤田の叱咤 ー 赤坂英一「キャッチャーという人生」感想 その2 (講談社 ISBN:9784062157353) 91年。広島カープは西武と日本一をかけて戦った。86年の同じ西武とのシリーズ、日本一まであと一歩のところで敗れた達川にとってリベンジを果たす…

○行間から春の匂いがする ー 赤坂英一「キャッチャーという人生」感想 新聞、テレビ、ラジオなどのマスメディアは、ボクも含む野球ファンに日々の試合結果と殊勲選手の勇姿を届けててくれる。時と場合によっては、一面を大きく割き、デカデカとその活躍を祝…

○スローなカーブにしてくれ ー 座右の銘決定 先の日本シーズ第二戦、ダルのピッチングはカーブ主体。それもスローカーブ。ゆるいやつ。裏をかかれた巨人の重量打線はキリキリ舞い。完全手玉にとられた。勝利後のダル取材によると、去年日本シリーズの岸の活…

○ダルの時代 日本シリーズ。第一戦は、3−4で巨人に軍配。 ホームで初戦を落とした日ハムは、連敗は是が非でも回避したい。ただ、絶対的エース・ダルビッシュが腰あたりに故障をかかえ、それが芳しくないというニュースはネットやテレビなどのメディアで流…

○さよなら 円楽 朝テレビをつけると、円楽の追悼を民放各局でやっていた。どのチャンネルかは忘れたが、円楽が引退を決断する高座を追ったVTRを流しているやつをザッピング止めて観た。 そのなかの稽古場面。当人は往時の自分のDVDをテレビモニターに大映し…