2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

○「史記―中国古代の人びと」読み中 (中公新書 ISBN:4121000129) 池袋西口公園古本市で貝塚茂樹「史記―中国古代の人びと」を買った。ぐんぐん読ませる入門書。面白い。 「史記」は、中国前漢時代の歴史家、司馬遷(BC145年〜86年?)によってなされた歴史書。…

○気になる新刊 ◇東京R不動産 「東京R不動産」 (アスペクト ISBN:475721247X) 東京R不動産東京R不動産 アスペクト 2006-04-11売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 賢い大家さんだけが知っている! 不動産経営の常識・裏ワザ・隠しワザ ト…

○歴史とフィクション 先日松本清張「清張日記」(ISBN:4022605375)を読んでいると、黒澤明「乱」の脚本をわざわざと取り寄せ、史実と違うとナンクセつけてる箇所に出くわした。 たしかに「乱」は、黒澤作品としては出来のよいものではないが、その出来不出来…

○気になる近刊 ◇荒木経惟「幸福写真」 (ポプラ社 ISBN:?) http://www.poplarbeech.com/now/index.html ◇木下直之「私の城下町」 (筑摩書房) http://www.utp.or.jp/topics/toudai3-up0604/◇

○気になる新刊 ◇唐十郎「劇的痙攣」 (岩波書店 ISBN:4000227548) 劇的痙攣唐 十郎 岩波書店 2006-04売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools ◇落合恵子「絵本屋の日曜日」 (岩波書店 ISBN:4000222724) 絵本屋の日曜日落合 恵子 岩波書店 2006-04…

○気になる新刊 ◇「団塊パンチ 1」 (飛鳥新社 ISBN:4870317214)団塊パンチ 1 (1)飛鳥新社 2006-04売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools ◇亀井俊介「アメリカ文化史入門―植民地時代から現代まで」 (昭和堂 ISBN:4812205468)アメリカ文化史入門―…

○G.K.チェスタトン「奇商クラブ」読み直し (東京創元社 ISBN:448811007X) チェスタトンは大好きな推理小説作家。ブラウン神父シリーズも捨てがたいが、やっぱり「奇商クラブ」が抜群に面白い。 奇商クラブはオリジナリティ溢れる珍妙な職業に従事する同士…

○「私のいる場所-新進作家 vol.4 ゼロ年代の写真論」で、みうらじゅんの写真中心にを観てきた http://www.syabi.com/ カメラはちょっと前まで高級品で使いこなすにもそれなりの知識が必要だった。そのため、写真はオジサン族の趣味の要素が強かった。漫画「…

○フジポッド http://www.fujitv.co.jp/fujipod/青空文庫収録作品をフジテレビのアナウサーが朗読する番組。 担当は女子アナでないほうが良いと思う(苦言)。

○「私のいる場所」展で気になった作家のWebサイト ◇ジャン=ポール・ブロヘスのWebサイト http://www.contretype.org/fr/06/06_01_brohezengl.htmlアライグマ(狸?)の写真もある! ◇エリナ・ブロテルスのWebサイト http://www.sag.se/foto/elinabrotheru…

○上山温泉のかせ鳥祭 http://www31.ocn.ne.jp/~denkidensetu/yds/murayama/kasedori.htm http://www.yamagatakanko.com/yodf/03/01/4505.html怖っ!

○佐藤弘夫「神国日本」読み中 (ちくま新書 ISBN:4480062955)先日、テレビ東京「テレビチャンピオン」でゆるキャラ選手権を観た。 ゆるキャラとは、みうらじゅんの発明した用語で村・町おこしのシンボルとして日本各地で活躍する手弁当的に製作されたツメの…

○板橋作美「占いの謎」、感想その2 (文春新書 ISBN:4166601420)筆者によれば、同じ現象を目のあたりにしても観察者が属する体系に応じて見い出される意味は変わる。 裏返しに着地した下駄に「明日雨」のしるしを読み取るのは、我々がそうした俗信を社会慣…

○池上永一「レキオス」読了 沖縄FMに「ポップンロールステーション」という夕方の番組があった。 そのパーソナリティはケン&マスミのコンビ。うちなーぐちと標準日本語と英語を混ぜこぜにしたおしゃべりがウケて人気番組になっていたと思う。が、私はさほど…

○板橋作美『占いの謎』読み中 その1 (文春新書ISBN:4166604120)「オーラの泉」、朝のワイドショーの星占い、金運を呼ぶ込む風水等など世間は空前の占いブームが席巻している。私は占いの類をあまり信じないタチたが、「めざましテレビ」であやぱんに蟹座…

○とっても民主的な本屋大賞リリー・フランキー「東京タワー」、第3回本屋大賞受賞 http://www.nikkeibp.co.jp/style/life/topic/honya3/060405_6th/ まあね、本屋大賞がメジャーになるためにはよかったんじゃないですか。リリー・フランキーの『東京タワー…

○「論座」4月号、高橋源一郎×豊崎由美×三浦雅士 座談会「「書評は「愛」と「闘い」だ!」を読む 最初に特集「松下政経塾の全貌」について。タイトルはキャッチーだが内容やや散漫。辛酸なめ子嬢の「松下政経塾1日体験記」は個人的にはうれしいが、塾の怪物…