2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

○「やさしい死神」 (東京創元社 ISBN:4488012043) ちょっと前の週刊文春で田中啓文が真面目に褒めていたので、読んでみた。 「季刊落語」の編集部は総員2名、編集長の牧大路に間宮緑。このコンビが探偵と助手役。 血なまぐさい事件はおきない。いわゆる「…

○デジオの未来デジオとは元々「でっち上げラジオ」の意味らしい。最近は格好良く音声版ブログと紹介される場合もあるが、素人によるラジオごっこであるからデジオでは原則市販の音楽の放送で流すことはできない。だから音声版ブログというときの音声とは、パ…

○気になる新刊◇熊井啓「黒部の太陽」 (新潮社 ISBN:410474601)黒部の太陽熊井 啓Amazonで詳しく見る by G-Tools ◇上野千鶴子「老いる準備」 (学陽書房 ISBN:4313860959)老いる準備?介護することされること上野 千鶴子学陽書房 2005-02売り上げランキング…

○ジュンク堂池袋トークセッション。平岡正明「落語的遺伝子は泳ぐ」、2月26日(土)午後6時半より この度刊行の『大落語』をスタジオ録音盤とするなら、トークセッションは『大落語/実況(ライヴ)盤』。池袋の街の騒音をバックに、昨年物故したジャズドラム…

○見えない土俵職場にアニオタの人がいるのだが、23才くらい。「スーパーロボット大戦」でゲッターロボやマジンガーZを知り、ハマッったという感じのよう。 職場で彼はずっとアニソンを聴いている。 ツワモノといえばそうなのだが、気になるのは、彼は持参…

tv

○芸歴15年ほっしゃん。涙のR−1優勝 http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050221-0004.htmlR-1ぐらんぷり決勝でネタを初めて観た友近が個人的には一番良かった。 スーパーの食品売り場でソーセージを試食販売するオバサンの独り芝居。 …

○タキヤン著作、リリース予定 http://www.cloverbooks.com/taqui/rarix.html 2005年夏、滝本さんは2冊の新刊を刊行する予定です(あくまで予定ですが)。 その頃にあわせて、すでに絶版になっている1st評論集『映画の乳首、絵画の腓』を新書か文庫で刊行…

○POPの位置づけ知ったかぶり週報、2005年2月21日(月) http://www.sittakaburi.jp/index.html その人は『聖の青春』と『真剣師 小池重明』を並べて対決風にしてPOPをつけたら一冊も売れなくて凹んだって言ってました。あーうーん、面白いけどマニアックか…

web

○堀江社長は既存のマスコミによる情報のフィルタリングを「価値観の押しつけ」と称しているけど・・・・ http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050215#egawa 考えてみれば先例があった。情報誌のぴあと東京ウォーカーの戦い。ぴあはすべての情報を提示することに…

○リチャード・T・ヘフロン監督「トラックダウン」 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD6398/index.html真夜中に目が覚めてしまいケーブルテレビのミステリーチャンネルをぬぼぉーと眺めるていると、映画をやっていた。「トラックダウン」というヤツ。 あ…

Web

○ライブドア、フリーぺーパー発刊を検討 - asahi.com : 経済 http://b.hatena.ne.jp/entry/31703 フリーペーパー事業の経験を、将来の本格的な新聞業参入の足がかりにしたい狙いもある。 おおっ。 ライブドアの堀江という人は一体何がやりたいのかよく分から…

○デジ女246回、247回放送に寺田克也氏がゲスト出演(iチャット経由) http://www.kogu.cn/2月20日(日曜)のイベント、「ロン!シンメトリー寺田克也×伊藤ガビントーク&スライドショー」@青山ブックセンター本店の告知をかねて、コグさんのデジ…

○山本夏彦・山本七平「夏彦・七平の十八番づくし―私は人生のアルバイト 」 (中公文庫 ISBN:4122017491)夏彦、七平のダブル山本による対談集。 山本夏彦は実にイイことをいう人だが、偶に暴走する場合がある。タモリになると言えばイイか。 妄想たくましく…

○「極西文学論」の販促トークツアー第2弾日時決定 http://d.hatena.ne.jp/solar/20050212#p1 西島大介さんとおこなう、トークイベントの日時が決まりました。3月12日(土)、会場は渋谷ブックファーストです。 行きたい。 西島ファンは渋谷→経堂の順で移動す…

鳥山明氏がデザインした新車「QVOLT(キューボルト)」が突然発表された http://www.narinari.com/Sp/2005021126.html

トマス・デッシュ「アジアの岸辺」 (国書刊行会 ISBN:4336045690)不覚、見逃していた。 アジアの岸辺トマス・M.ディッシュ国書刊行会 2004-12売り上げランキング : 6,190おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools いさましいちびのトースタートーマス・…

○ポール・アルテ「赤い霧」 (早川書房 ISBN:415001759X) 巻末で芦辺拓がアルテ宛て私信風の解説を書いている。内容は、日本の新本格ムーブメントとポール・アルテとの共時性と共振性について。 僕たち日本とフランス、離れていたけど「同じ釜の飯」喰って…

art

○談志はえらい?その3以前村上春樹のうなぎと読者の自身の三者会談という小説作法にふれた。 http://d.hatena.ne.jp/yasulog/20050129#p1 http://d.hatena.ne.jp/yasulog/20050127#p2<うなぎ>とはおそらく霊感の喩えだが、ヒラメキ風のものでなく、持続的…

○『極西文学論』の販促トークツアー、第二弾のお相手は西島大介さん http://d.hatena.ne.jp/solar/20050204#p2 『極西文学論』の販促トークツアー、第二弾は西島大介さんとすることが決まっています。日時は3月上旬、場所は西島大介を大プッシュしている渋谷…

○北田暁大「嗤う日本のナショナリズム」 (NHKブックス)は2月26日発売 http://www.jbook.co.jp/book/annai/sinkan.asp?datafile=syuho_20050204.txt&gid=3 若者たちはなぜ「国家」にコミットし、純愛にハマるのか。70年代からの連続性をふまえ、奇…

○クリストファー・プリースト「魔法」読了 (ハヤカワFT文庫 ISBN:4150203784) 「手紙は必ず届く」。ジャック・ラカンの言葉だそうだ。 http://d.hatena.ne.jp/pikarrr/20041210#p1 簡単にいえば、我々はどんなデタラメな文字列からもメッセージ(意味)を読…

○本屋の血・冷淡と熱烈の間楽天ブック 高橋秀実「トラウマの国」予約のページ http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0001758668/ 日本にはなぜ「トラウマ」が溢れているのだろう…教育、性、自分探し、老後など様々な現場を訪れ、硬直した日本人の精神をユーモ…

○いったい諸葛亮はなにが目的で何度も北征の軍をだしたのか? 高島俊男「三国志 きらめく群像」(ISBN:4480036032)、410ページより引用。 この蜀の立場は、ここ四十数年の台湾をみればわかる。日本人は無礼にも台湾台湾とまるでそれが国名であるかのように…