2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

○伊坂幸太郎著「陽気なギャングが地球を回す」読了 (祥伝社 ISBN:4396207557) 4人の銀行強盗のはなし。陽気というほど能天気ではないが、さばさばした気持ちの良い4人組。配役を想定する読書スタイルは採らない私だが、今回は4人の強盗たちは、マンガキ…

○宮台真司・北田暁大 対談講演会、「空虚な時代のロマン主義」 の私なりのメモ補足 宮台はイスの硬さや空調、内装というアーキテクチャーによって、人は管理されていると指摘する。客を人間扱いすることなど、外食産業はとっくに止めてしまったのだ、という…

○昨日リブロ池袋に宮台真司と北田暁大の対談を聴き行った。 http://www.miyadai.com/index.php?itemid=127 昨日行った宮台真司・北田暁大 対談講演会、「空虚な時代のロマン主義」 の私なりのメモ。宮台の立ち位置は、まったり革命を提唱してきた自分だが、…

○気になる新刊◇ジーン・ウルフ著「ケルベロス第五の首」 (国書刊行会 /柳下毅一郎訳 ISBN:4336045666) ◇中村彰彦著「捜魂記 藩学の志を訪ねて」 (文藝春秋 ISBN:416366050X) ◇ポー ブロンソン著 「このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろ…

○小林信彦著「テレビの黄金時代」読了 (文藝春秋 ISBN:416359020X)「ヒッチコックマガジン」の編集長として宝石社に雇われることになった小林は眼鏡を新調する。当時来日するジャズマンがかけてていた<ファンキー眼鏡>、黒くて太いふちのやつだそうだ。…

○将棋に新しい駒をつけるとしたらどんな働きの駒を想像しますか?gooに「教えてgoo」という、はてなに似た質問コーナーがあって、上記はそこに上がった質問。 ドッペルゲンガーという駒は面白そう。なんか荒木比呂彦っぽい。 ニュースソース:勝手に将棋トピ…

○金森修先生近刊 http://www.jimbunshoin.co.jp/mybooks/npb.htm 金森修著「科学的思考の考古学」 (人文書院 ISBN:4409040693) 科学思想史の正統的伝統を継承し、認識論の再生を目指す! フランス系科学認識論(エピステモロジー)の伝統をベースにしながら…

○牧伸二似地下鉄で牧伸二似の初老の男性を見かける。眼鏡のつるを口にくわえつつ読むのは、「ボートの三人男」(ISBN:4122003512)だった。

○「ロスト・イン・トランスレーション」を観てきた友人はそのトウキョー・イメージに戸惑っていた。「ロスト・イン・トランスレーション」を観てきた友人と映画の感想について話す。 彼はどうもそのトウキョー・イメージが合点がゆかないもよう。この映画に…

○内田樹の思考 http://blog.tatsuru.com/archives/000225.php内田樹の「ためらいの倫理学」(ISBN:404370701)に宮台批判がある。 手元に文庫がなく、うるおぼえだが、世間が騒いでいる○○問題(援助交際、ひきこもり等など)なんていうのは、社会学では折り込…

○小林信彦が下妻を観ていた!奇特な友人が「下妻物語」の深キョンを絶賛する私のために、週刊文春の小林信彦のコラム「本音を申せば」を切り取ってくれた。 小林信彦は「ニッポン無責任時代」以来の<予想もしなかった面白さ>と太鼓判を押している。小林は…

○青山ブックセンター、倒産。http://www.shinbunka.co.jp/news/04-07-16-photo.htm 書店員時代、しばしば六本木に足を運んだのは、そこに青山ブックセンターがあったから。 栗田のような中堅の取次をメインに据えているわりには、商品量が潤沢でまず驚いた。…

○青山ブックセンター倒産の遠因をコンビニの立ち読みにみる。勝谷誠彦の××な日々、2004年07月17日より引用 http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20040717 かつて立ち読みの節度について人々を啓蒙するのは書店の重要な「仕事」の一つであった…

○こころざしと政策知ったかぶり週報2004年7月16日(金) より引用。 http://www.sittakaburi.jp/index.html 書店業界が苦境に立たされている根本的な要因に、書店があまりにも薄利な商売であるということは否定しようがない。 (中略) 出版社はみんなでいっせ…

○気になる文庫近刊◇田中小実昌「ポロポロ」 河出文庫 08/06発売 ◇丸田祥三「鉄道廃墟」 ちくま文庫 08/09発売 ◇関川夏央「やむにやまれず」 講談社文庫 08/10発売 ◇加太こうじ「紙芝居昭和史」 岩波現代文庫 08/19取次搬入 ◇蒲松齢「聊斎志異の怪」 角川ソフ…

○深田恭子主演「下妻物語」を観る。舞台は茨城の下妻であるけれど、それはかりそめ舞台。ジャスコがあり、ユニクロがあり、ビレッヂヴァンガードがあり、マクドナルドがあり、ロードサイドに紳士服のなんとか山があるような、典型的な日本の地方都市に生きる…

○樹と晶 もういちどやさしく学ぶ構造主義 http://www.kinokuniya.co.jp/05f/d_01/tokushu29/tokushu01_29.html#map0この対談はそんなに良くない。 永江朗さんの寄稿「オトナの国」、スーダラ節の枕部分が今ヒトツ繋がってないね。 http://www.kinokuniya.co.…

昨日買った古本◇片岡義男著「夏から秋にかけての短編」 (角川文庫 ISBN:4041371805)収録の短編「雨の柴又慕情」は相当ヘン。 「僕」、日本語の女言葉を完璧に使いこなす女性エル・マクファスン、「僕」の妹の芙紗子、その友人のエレナ(オカマ)の四人は台…

○触発されてマンガを描く昨日イラストレーターの友人に画を見せてもらった。触発されて俺も描いてみた。 フォトログにアップしたので、見てな。http://www.fotolog.net/yasu/

○七宝町役場の謎キャラ http://www.town.shippo.aichi.jp/七宝ちゃんと私が名付けました。

○文字の力田口壮日記7/6 http://www.taguchiso.com/contents/mail.htm ちなみに今日、トニー・ウオーマックの奥さんが漢字のついた服を着ていて、「これなんて書いてあるの?教えて〜」とせがまれたヨメ。背中には「肥料」、胸元には「納豆」と書いてあって…

○バリントン J.ベイリー 著「カエアンの聖衣」読了 (ハヤカワSF文庫 冬川 亘訳 ISBN:415010512X)先だって、友人から私の読書傾向はさっぱり分からないと言われた。そんな風なことは以前から指摘されることなので、「本屋なので幅広く読むようにしている」と…

○タナカカツキのインターネットラジオ http://dedionight.com/友人から教えてもらった、「バカドリル」でおなじみの漫画家タナカカツキのネットラジオ。ダウンロードして聴いている。 その60回目の鶴瓶ついてのハナシが面白い。参照リンク マック用のダウ…

○気になる曲前川清の新曲「おいしい水」(ASIN:B0001Z2YI0)。 彼はいつも難しい歌を唄う。 参考リンク:マエキヨドットコム http://www.maekiyo.com/

○九州新幹線「つばめ」 http://www.jrkyushu.co.jp/shinkansen/ツバメ球団がゴタゴタが聴こえてくるなか、本家つばめに想いを馳せてみた。 思ったりよりカッコイイ。 超特急つばめが新幹線に格上げという感じ。つばめは、つばめで残ると思っていた関係者は多…

○1リーグ制移行に向け ヤクルト、ロッテが合併へ http://www.sponichi.co.jp/baseball/kiji/2004/07/02/01.htmlげっ!

○浅羽通明インタビュー「道具としての思想??ナショナリズム、アナーキズムの使い方 http://media.excite.co.jp/book/interview/200406/書店員時代の習性か、その本のターゲットというものに興味がいく。本書で、浅羽が意識したという客層は意外。てっきり若…

○気になる新刊◇こぐれひでこ文・絵「こぐれひでこのカワイイ幸運グッズ」 (東京書籍 ISBN:448780021) ◇岩岡竜夫著「街角のちいさいおうち 住まいが風景になるとき」 (東海大学出版会ISBN:4486031733) ◇藤森照信著「藤森照信の特選美術館三昧」 (TOTO出版…

○新書マップ http://shinshomap.info/ナビゲーションがきれい! 「自然と人間」で検索、さらに「里山」というテーマで絞り込む。 背表紙の写真が出てくる! http://shinshomap.info/theme/backyard_mountain.html「<不良>のための文章術」(ISBN:4140910054…

○買った本◇小熊英二著「市民と武装」(慶応義塾大学出版会 ISBN:4766411005)◇バリントン J.ベイリー 著「カエアンの聖衣」? (ハヤカワSF文庫 冬川 亘訳 ISBN: 415010512X) 「カエアンの聖衣」は、id:kokada_jnet さんに田中啓文絡みで紹介してもらった。 …