2008-01-01から1年間の記事一覧

○読書の収穫 2008年 ◇総評 映画「レッドクリフ Part 1」が予想以上に繁盛しているらしい。先頃わたしもスクリーン前に陣取った。いやー、スゴいな、ジョン・ウー。亀のドアップには参ったぜ。 読書界を三国志に見立てた場合、劉備玄徳はこの私をおいて他にな…

○ボーメはほんとに職人なのか? 作者の伝説化に興味がある。生前大人気な者より、そうでなかった方が伝説化される。生前の人気は伝説化の妨げなのだ。生前の彼、彼女に関する情報が寡占的であることが伝説化の前提と言えるかもしれない。 伝説は死後に始まる…

○RICOH R10BK購入リコーのコンパクトデジカメ・R-10を買った。オッサンのわたしに赤い服着たヒゲの爺さんは何んにも恵んでくれそうにないので、俺から俺へのプレゼント。ありがとう、俺サンタ。 往年のPENを彷彿させるオリンパスのマイクロフォーサイス機も…

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○テレビでM−1観戦。キングコングの影、うすっ! NONSTYLEという吉本の若手が優勝。 けれどもNONSTYLEが抜群だったというわけではなかった。 決勝に残ったのは、ナイツ、NONSTYLE、オードリーの三組。 準決勝の出来は、ダントツでオードリー。が、決勝でまさ…

○本日の一曲Low - Hatchet (Optimimi version) Lowは、米ミネソタのバンド。アラン・スパンハーク(ボーカルとギター)、ミミ・パーカー(ボーカルとドラム)、マット・リビングストーン(ボーカルとベース)の三人編成。 この曲「Hatchet」は、ボーカルのミ…

○「吸血鬼伝承ー「生ける死体」の民俗学」の著者、平賀英一郎氏ははてなユーザーだった!!平賀英一郎氏のはてなダイアリー・「石陽消息」 http://d.hatena.ne.jp/agarih/kokada_jnetさんよりコメント欄で報告いただいた。 http://d.hatena.ne.jp/yasulog/20…

○タイモン・スクリーチ「大江戸異人往来」読了 (ちくま学芸文庫 ISBN:9784480091345) 日本は開闢以来ずっと中華文明の辺境にあった。そして文化、文物は海を越えてもたらされるという一歩通行の関係だった。遣隋使、遣唐使などの留学生はニッポン的なものを…

○本日の一曲鶴田浩二 - 傷だらけの人生 鶴田浩二の名は、私の人生のなかで苦い気分と結びついている。 テレビでみかけたその独特な歌唱スタイルがビビっとくるものがあったのだろう。小学3、4年のころのわたしは、耳に手をあて、「古いヤツだとお思いでし…

○鬼子母神通り みちくさ市へ雑司ヶ谷のみちくさ市へ出かける。 みちくさ市とは、鬼子母神通り商店睦会とわめぞの古本屋さんが組んでの一般参加型の古本メインのフリマのこと。商店街に店先やガレージなどで古本や雑貨、古着などを売り買いするイベント。今回…

本日の一曲John Legend - 曲は甲乙丙の三つのパートから成り立ている。いわゆるサビが丙のそのケツ部分で再び乙ケツがすっと挿入される仕掛けが面白い。 バックコーラスをもちいたCD録音の立体的に仕上がりも出色の出来だが、ピアノ弾き語りも捨てがたい。か…

○暴走まだやってる?http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081128-00000017-ryu-oki 県内の暴走族の形態が変化している。県警交通部によると、以前は中学の同級生同士や先輩後輩の間柄で構成していたメンバーが、現在は携帯電話のインターネット掲示板サイト…

○熊切和嘉監督「青春☆金属バット」感想 (ビクターエンターテインメント ASIN:B000M06TYY) 青春をこじらしてしまった大人のはなし。 元高校野球球児(補欠)の難馬(竹内ピストル)は、「監督、俺納得いくまでバット振ってきます」と言ったとき以来10年の…

○本日の一曲 杉狂児・美ち奴 - うちの女房にゃ髭がある 作詞星野貞志・古賀政男作曲による同名映画の主題歌。これほど大胆かつ軽妙に「パ」行をフィーチャーした楽曲をわたしは知らない。 美ち奴は浅草の芸者。杉は映画の主要キャストでもあるようだが、美ち…

○本日の一曲Iron & Wine - The Devil Never Sleeps アイアン・アンド・ワインは、アメリカのシンガーソングライター、サム・ビームのステージネーム。英語ウィキによれば、よろず屋で見付けた栄養補助サプリ「牛肉鉄とワイン」がその名の由来らしい(参照)。…

○本日の一曲 マティア・バザールはイタリアのバンド。 昨日午前中FMラジオを聴いていた。平日はTBSラジオな私だが、土曜だけはJ−WAVE。午前中のワイド番組「ラジオドーナツ」(参照)はパーソナリティーが雑誌「宝島」元編集者の渡辺祐とミス慶応出身のモデ…

○ウラジーミル・ナボコフ「ディフェンス」読了。 (河出書房新社 ISBN:9784309204994)学校ではおとなしく目立たない子供のルージン。彼はひょんなことからチェスと出会い、一挙にその才能を開花させる。無敵の彼は、どんどん大人の対局者を倒し、やがて父親と…

○本日の一曲ねぇ〜こぉおおお〜。 あんたサイコーだぜ、剣さんっ!!

○最近買った本 ☆先週の往来座外市で買った本 •森達也「悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 」 (岩波新書 ISBN:9784004309826) •笹公人「念力家族」 (インフォバーン ISBN:9784901873253) 念力家族 •カレル・チャペック「スペイン旅行記」 (…

○本日の一曲 太田裕美 - さらばシベリア鉄道 なぜか貼った動画が観れないので、こちらへとんでください。http://jp.youtube.com/watch?v=EfMEPlpTp3Q作詞松本隆、作曲大瀧詠一コンビによる「さらばシベリア鉄道」は、太田裕美のシングルとして1880年11…

○本日の一曲小林旭 - 宇宙旅行の渡り鳥 きっと半端なくムシャクシャすることあったんだろうね。ま、地球なんて狭い了見さね。世間体とかシガラミとか、ババアがでけぇツラして説教しやがる。 あーやめたやめた、全部ご破算だ。みんな、バーイバイ! けどなん…

○NHK総合、本日午後1時!! 特集番組「テレビの可能性 吉田直哉が残したもの」 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20081103/001/21-1305.html チャンネル :総合/デジタル総合 放送日 :2008年11月 3日(月) 放送時間 :午後1:05〜午後2:35(90分)…

○本日の一曲Gnarls Barkley - Crazy ナールズ・バークレイ。頭のGは発音しないんだね。 アルバム「St. Elsewhere」日本版には、「Crazy」歌無しバージョンがおまけでついている。つまりカラオケ。。。 あんな高音域、出せるかっ!

○空前絶後の建設ラッシュに沸く、あの都市に「ありがとう」 昼飯後、職場近くのチェーンのコーヒーショップでお茶。日経新聞やスポーツ紙に目を通す。 15分ばかし居座っていると、店が混んできたので退散することに。 会計をすませ外にでると、店の真ん前…

○印税だけで生活できんの? 週刊文春「ホリイのずんずん調査」でお馴染み、堀井憲一郎がこの木曜日、TBSラジオの「コラムの花道」に登場。 出版不況といわれる真っさ中、印税だけで生活できるのか?調査した結果を開陳(参照)。 堀井さんの飄々とした調子と…

○本日の一曲José González - Killing For Love ホセ・ゴンザレス。 名前から、腕毛、すね毛ぼーぼーで、鎖を編んだチョッキに北欧バイキングの角付きの兜を冠った大男を想像するが、案外ひょろっとした兄ちゃんだ。 エクスカリバー的なぶっ太い剣も持ってな…

○気になる新刊 ◇粕谷一希「戦後思潮- 知識人たちの肖像」 (藤原書店 ISBN:9784894346536)戦後思潮―知識人たちの肖像粕谷 一希藤原書店 2008-10売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools ◇太田述正・兵頭二十八「属国の防衛革命」 (光人社 ISBN:…

○本日の音HI-PRIX - 太陽にほえろのテーマ〜うちらいい感じ〜 えーっとホントは別のヤツを考えていたんだけど、忘れちゃいそうなんでこっち、HI-PRIXを先に。 HI-PRIXは、ハイプリと読むらしい(参照)。 PV、刑事モノを下敷き。案外直球だね。つーか「太陽…

○本日の一曲Jack Johnson - Sitting, Waiting, Wishing 秋なのに、ジャックジョンソン聴いてます。 曲は好き。けど、このプロモのジャック、落ち着かない症候群の子供みたい。

○人間交差点 金曜だったか、通勤時車内でやけに姿勢のよい三十男をみかけた。 横目で観察してると、その男性は電車入り口脇の手摺りにつかまり、かかとの上げ下げ運動を開始。地下鉄車窓を姿見がわりにしている様子。 あー、なるほど、なるほど。バレエ関係…

○買った本 久々に新刊書店で買い物。 玉野和志 「創価学会の研究」(ISBN:9784062879651)、吉田戦車「武侠さるかに合戦」 (エンターブレイン/ISBN:9784757743168)、クリストファー・プリースト 「ドリーム・マシーン」(東京創元社/中村保男(訳) ISBN:9784488…