2005-01-01から1年間の記事一覧

○2005年 読書の収穫 今年の読書傾向は歴史ものに偏った。 「幕末気分」が面白すぎたせいとその余勢かって司馬遼太郎ブーム到来のためである。 司馬遼ブーム余波の「忍者」への関心から、「坊ちゃん忍者幕末見聞録」を読み、そこから一人称問題と奥泉光の文体…

セブン&アイHD、西武百貨店やそごうを傘下に http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20051225it12.htm?from=top セブン&アイ・ホールディングス(HD)は25日、大手百貨店の西武百貨店やそごうを傘下に持つミレニアムリテイリングと1月中にも経営統…

○気になる新刊 ◇宮沢章夫「『資本論』も読む」 (WAVE出版 ISBN:4872902408) 『資本論』も読む宮沢 章夫 WAVE出版 2005-12売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools ◇「あなたのなかのサル―霊長類学者が明かす「人間らしさ」 の起源」 (早川書房…

○司馬遼太郎の世界を解明するためのキー・ワードは、“辺境史観”と“技術史観”であると、筆者はおもっている。 http://www.yurindo.co.jp/yurin/back/yurin_434/434_4.html “辺境史観”は、極東という辺境にある日本の大道がユーラシア大陸に通じているというグ…

○米国を代表する歌手ボブ・ディランさん(64)が来年3月からラジオのディスク・ジョッキーを務める。米衛星ラジオ局XMが13日発表した。 http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20051214i504.htm?from=main5衛星ラジオって何?日本でも聴けるの…

○養老孟司の「司馬遼太郎さんの予言」を読む 「文藝春秋」2007年1月号掲載 無思想こそ日本の思想という養老さんの意見は、たしかにイデオロギー嫌いだった司馬遼の考えに相通じるものがあるなと思った。 日本の無思想を「発見」したのは丸山眞男。ただ…

○気になる新刊 ◇池田清彦「底抜けブラックバス大騒動」 (つり人社 ISBN:I 4885365317) http://www.tsuribito.co.jp/shopping/book/page/372.htm 一般市民は「日本のかわいい小魚を食べるブラックバスは悪者だ」「それを釣る釣り人も同罪だ!」「バスが増…

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○あんた、誰?新シルクロード 第10集 西安 永遠の都 ※午後9:15から放送 http://www.nhk.or.jp/silkroad/schedule.html 第10集 西安 永遠の都 [総合テレビ] 2005年12月11日(日) 午後9:15〜 [衛星ハイビジョン] 2005年12月12日(月) 午後8:00〜 13の王朝…

○「ALWAYS 三丁目の夕日」評 http://d.hatena.ne.jp/molmot/20051205/p1ナイス!

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○スクランブルダッシュ!!総務省、NHKの形態見直しに着手・有識者懇設置へ http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051206AT1E0501705122005.html NHKについては全国民が視聴できる公共放送機能の維持を前提としつつ、一連の不祥事をきっかけに不払いが…

○気になる新刊 ◇町山智浩「〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀 」 (洋泉社 ISBN:4896919742) 〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀町山 智浩 洋…

○竹内洋「丸山眞男の時代―大学・知識人・ジャーナリズム」読み中 (中公新書 ISBN:4121018206) ウルトラ怪獣図鑑やその亜流は、動物や魚介図鑑の体裁をとっている。各怪獣の生息場所や好物についての記述があり、彼らの足の裏の形状を魚拓よろくし紹介した…

○「ALWAYS 三丁目の夕日」について書き忘れたこと 昨日は「夕日」の胸糞悪い点について書き散らしたため、よいところを書き落としてしまったので、補足的に。 東京メトロ有楽町線江戸川橋駅。トーハンの方角に向かって歩むとき、右の筋道を入ってくいくと地…

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○タナカカツキさんがラフォーレ原宿で個展をするようだ http://www.dedionight.com/デジオナイト。vol.412、vol.411の二回に分けて、個展「タナカカツキのタナカタナ夫」 についての告知。http://www.lapnet.jp/top/index.html タナカカツキのタナカタナ夫展…

○山崎貴監督「ALWAYS 三丁目の夕日」を観る 先日、友人の奨めで「ALWAYS 三丁目の夕日」を観てきた。 ちょっとハナシが横道にそれるが、田中角栄の秘書だった早坂茂三が数年前になくなったとき、若年寄の友人からメールをもらった。いわく、「昭和も遠くなっ…

○アップルのiMac G5欲しい!アップルのiMac G5欲しい! マジで! http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%a2%a5%c3%a5%d7%a5%eb%a4%ceiMac%20G5%cd%df%a4%b7%a4%a4%a1%aa

○アップルのiMac G5欲しい!金も欲しい。本棚も欲しい。耐震性にすぐれたマンションが欲しい。伝書鳩も欲しい。カプセル怪獣が欲しい。サラブレッドが欲しい。さもなくば馬への命名権が欲しい。カプセラが欲しい。ゴーヤーチャンプルーが欲しい。馬刺が欲し…

○北野武監督「TAKESHIS'」を観る たけしの追っかけの女の子が出てくる。 マスコミなどの前評判から「TAKESHIS'」は、監督北野武の虚像と実像の葛藤をユーモア的な悪夢で紡いだプライベートフィルムだと思っていたが、おっかけの少女の妄想のハナシだと思った…

○ノーキャッチボール、ノーライフキャッチボールスタジアムというのを妄想している。 私が構想するキャッチボールスタジアムとは、ナンジャタウンのような架空の町。けれども昭和な町の再現ではなく、平成の今をそのままトレースしたような町。 ロールプレイ…

○サンディエゴ動物園のパンダ・カム http://www.sandiegozoo.org/zoo/ex_panda_station.html寝てるな。

○新休場支援のたる募金総額 http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/tarubokin/新球場を作るための草の根の盛り上がりが目的なので、金額はまぁ、よう集めたほうじゃないか。 ちなみに、横浜スタジアムの総工費は約48億円。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6…

○今朝、ナックファイブの聴いてみた「ウォーミングアップミュージック」という番組をやってて、パーソナリティの大野勢太郎さんの曲紹介は、FMパーソナリティにありがちな、ネイティブスピーカー風でなく、肝の据わったカタカナ英語スピーカーで新鮮に思え…

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○めざましテレビの大塚さんめざましテレビがブレーク寸前の若手芸人というフレコミでオリエンタルラジオととろサーモンが紹介していた。オリエンタルラジオは、面白いよという熱い情報をキャッチしていたが、武勇伝、武勇伝、デンデンデデデンデンブユーデン…

○手塚が「漫画の神様」なら、石ノ森は漫画の何?石ノ森作品を米で映画化 伊藤忠などが候補を選定 http://www.sankei.co.jp/news/051115/bun067.htm 「サイボーグ009」や「HOTEL」など500以上の作品の中から、来年3月をめどに映画化の候補を選ぶ…

○「中日本」、聞きなれない言葉だなラジオで中日本高速道路株式会社のCMでその社名を耳にするたびに違和感が。で、「中日本」で検索。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&inlang=ja&q=%E4%B8%AD%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%80%80&lr=「中日本」をに冠した社名…

○人物評は至難の芸当 本屋でちくま文庫の新刊、佐高信「タレント文化人筆刀両断!」(ISBN:4480421580 )を手にした。 いまは亡き「噂の真相」のコラムがその元になっていて、これまたいまは亡き社会思想社の教養文庫で90年代前半に文庫化された。版元がつぶ…

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○簡単に「野生の思考」とは言わない。 私は子供の頃父親の転勤で宮古島に暮らした。通園の便を考えて、親は平良第一幼稚園から歩いて5分ほどに家を借りた。 家主は爺さん、婆さん。爺さんは畑仕事をしていたと思う。牛や馬を母屋の脇の馬小屋で飼っていた。…

○祝!斎藤希史「漢文脈の近代」(ISBN:4815805105) 賞受賞サントリー学芸賞、大竹文雄・阪大教授ら9人に http://www.asahi.com/culture/update/1110/013.html 立ち読み程度できちんと読んでるわけでないが、版元名古屋大だしああコレは獲るだろうなと思って…

○関川夏央「白樺たちの大正」読み中 その2 (文春文庫 ISBN:4167519119) とある神田の秤屋に小僧がいた。先輩のする旨い寿司屋のうわさ話を耳にし自分も食いたいと思い、遣いだされたとき道すがら寿司屋に吸い込まれていく。所持金が足らず寿司を食うことな…

○関川夏央「白樺たちの大正」読み中 その1 (文春文庫 ISBN:4167519119) ブームとは、元来出来事や物、あるいは思想などが世の中を席巻する様をさす。また世評価でなく、個人的な趣味で対象に入れあげた内面的盛り上がりは俗に「マイブーム」という。 もっ…