2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

○余話の冒険、あるいは自分語り嫌い作家の発話訓練 司馬遼作品において、「余話であるが」という風に始まる一連の記述は、その作品であつかっている時代の背景、関連エピソード、後日談などを作者司馬遼が解説したものである。機能としては、作品の本筋を読…

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漫才好きでコントはさほど好きでない私だが、「リチャードホール」はダウンタウンやウンナンがやっていた「夢で逢えたら」の次くらいに好きなコント番組になりそう。 「超大物写真家 シャレ山紀信」シリーズが面白い。 アンタッチャブルの山崎(あご割れてる…

○上方落語の定席復活へ鶴光ファンドでおま http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050529-00000040-nks-ent 落語家の笑福亭鶴光(57)が、大阪に定席を復活させるため、全国にファンドを呼び掛けていることが28日、分かった。上方落語協会(桂三枝会長)が「…

○林丈二「東京を騒がせた動物たち」 (大和書房 ISBN:447939107X)林丈二はイラストレーター。 路上観察学会のひとり。赤瀬川ら会の人たちから「神さま」呼ばれてるそうだ。たしかになんというか人間ばなれした風情がある。もしかすると南伸坊あたりが、歩く路…

○元日本兵生存情報、首相「えっ、うそだろ」 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050527i213.htm 私は戦友になれたかしら?小野田寛郎とブラジルに命をかけた30年小野田 町枝関連商品 大放浪?小野田少尉発見の旅 小野田寛郎?わがルバン島の30年戦争 た…

○「竜馬がゆく」を桂浜で33時間朗読リレー http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050527-0017.htmlコロボックル、新選組、出雲族、奇兵隊、西郷どん等々、脱藩マージナル司馬遼ランドの夢想する私だが、すでに列島全体が司馬遼ランド化している…

○森まゆみ「彰義隊遺聞」買う。 (新潮社 ISBN:410410003X) タモリ司会の往年のバラエティ番組「今夜は最高!」風に「いまのご気分は?」と問われたら、「幕末気分です」と即答したい。 司馬遼ブームの私だが、野口武彦「幕末気分」(ISBN:4062750384)がその…

○南方〈近代日本の南方関与〉に関する 戦後日本刊行文献目録 (稿) http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/db/nanpou/ フィリピン(米領フィリピン) http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/db/nanpou/honbun23.html太平洋島嶼部(旧委任統治領南洋群島ほか) http://…

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小田中直樹先生のはてな、アンテナ登録 http://d.hatena.ne.jp/odanakanaoki/

○語り(=騙り)手としての司馬遼「おれは権現」という秀吉譜代の家臣福島政則周辺に材ととった短編集を読んだ。 収録「若江堤の霧」は、豊臣方の木村重成という武将にスポットを当てたもの。木村がマイナーな存在であるがゆえに、木村の器量、可能性を持ち…

○気になる近刊◇橋爪節也編「モダン道頓堀探検」(仮) (創元社 ISBN:442225040X) 2005年06月20日 http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=R0128649橋爪紳也だろうな。

○気になる新刊◇ヘルムート・F.カプラン「死体の晩餐?動物の権利と菜食の理由」 (同時代社 ニトライ陽子・田辺リューディア・まきぼう/ISBN:4886835449)死体の晩餐?動物の権利と菜食の理由ヘルムート・F.カプラン同時代社 2005-03売り上げランキング : 55,9…

○人気マンガ「MASTERキートン」が絶版に至った理由。 http://www.narinari.com/Nd/2005054455.html 「MASTERキートン」連載当時、浦沢直樹氏は「YAWARA!」を並行連載していたため、編集部判断で勝鹿北星(菅伸吉)氏が原作者として付けられた。 ・ただ、現実…

○気になる新刊◇梶田孝道 ・丹野清人・ 樋口直人 「 見えない定住化?日系ブラジル人と国家・市場・移民ネットワーク」 (名古屋大学出版会 ISBN:4815805024) 顔の見えない定住化?日系ブラジル人と国家・市場・移民ネットワーク梶田 孝道 丹野 清人 樋口 直人関…

○だから、沖縄口(うちなーぐち)はだんだん変わっているわけさぁー。登川誠仁は映画「ナビィの恋」で平良とみ演じるナビィの夫役を好演していたあの老人。本業は民謡歌手。 「ハウリング・ウルフ」(ASIN:B00005ETXC)は民謡歌手登川誠仁のバラエティディスク…

○モダンな大阪、たこ焼きの大阪坪内祐三「まぼろしの大阪」(ISBN:4835609638)は「ぴあ」関西版に連載されたモノをまとめたコラム集。 坪内の大阪のイメージは、小出楢重や宇野浩二、小野十三郎などの絵画や文芸作品から浮き上がってくる<モダン都市・大阪>…

○司馬遼ブームが個人的に到来している私的司馬遼ブームのなか私はあるが、そもそもの発端はデジオである。 デジオとは、ネットを用いた素人によるラジオ局ごっこを指す。冗談のようであるが、いまや膨大な数のデジオ局が存在する。私はそのいくつかのデジオ…

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○あの裁判沙汰はなんだったのか?元ロッキング・オン編集長、増井修のブログ、アンテナ登録。 http://blog.goo.ne.jp/osamunext 余話であるが・・・・ http://66.102.7.104/search?q=cache:YPJ0BX4IyesJ:ro.presen.to/ro/talk/gb10450.htm+増井修 裁判&hl=ja…

○坪内祐三「「別れる理由」が気になって」(ISBN:4062128233)を読むうちにどんどん「別れる理由」に気になってきた図書館の新着棚で「「別れる理由」が気になって」を見つけたので、坪内の新刊じゃないかとぱらぱらと読んでみたら、小島信夫のドエライ小説家…

気になる新刊 ○よるひるプロより、長尾みのる「バサラ人間」復刊 http://members.jcom.home.ne.jp/yoruhiru/pro_main.html バサラ人間とは?昭和四十四年、フーテン・ヒッピー・アングラ文化への回答として、三十代後半の長尾先生は連載を持ちます。それは室…

○気になる新刊◇大槻ケンヂのプロレス・格闘技世紀の大凡戦! (洋泉社 ISBN:4896919203)大槻ケンヂのプロレス・格闘技世紀の大凡戦!大槻 ケンヂ洋泉社 2005-05売り上げランキング : 9,392Amazonで詳しく見る by G-Tools ◇吉良枝郎「幕末から廃藩置県までの西洋…

○気になる近刊◇ 木村聡「消えた赤線放浪記 ~かつての色街を訪ねて~」 (ミリオン出版 ISBN:4813020119 ) 2005年6月発売予定 ◇ 加藤健ニ郎「戦場のハローワーク」 (ミリオン出版 ISBN:4813020267) 2005年6月発売予定 ◇岩井克人「会社は誰のものか」 (平凡社 IS…

○今という歴史極東ブログ 2005.05.15,「沖縄本土復帰記念日」 http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/05/post_0137.html 私は若泉敬の精神はすでに異常なのではないかとまず思い、そして恥じた。そういえば、三島由紀夫の自決の際も佐藤栄作…

○高島俊男と日本語高島俊男は「お言葉ですが・・」という週刊文春連載の人気コラムの人。 本業は中国文学の先生。 中国についての豊富な知識に自身の見解を加味した平易な語り口は抜群。並の学者余芸でない。 その卓抜した語りの才は、「三国志きらめく群像…

○気になる新刊◇吉田戦車「なめこ・イン・サマー」 (太田出版 ISBN:4872339401)なめこ・イン・サマー吉田 戦車太田出版 2005-04-26売り上げランキング : 5,433Amazonで詳しく見る by G-Tools関連商品 悪い笛?エハイク 2 エハイク 酢屋の銀次 殴るぞ! 6 (6) 山…

○アップリンク、森達也TVWORKSドキュメンタリー特集 5/13(金)-5/22(金) http://www.uplink.co.jp/factory/log/000463.html

○動物化する龍馬、あるいは余話としてのポストモダン finalventの日記 ,「 嗤う日本の「ナショナリズム」」より引用。 http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20050507/1115453200 個別なところで、「電車男」って、ざっくり言えば、やらせでしょ。日本の「ナショ…

○フジ、「電車男」ドラマ化。ヒロインは伊東美咲。 http://www.sanspo.com/geino/top/gt200505/gt2005051102.html ○コラム盗用はスポーツ局部長 新たに16件発覚 TBS http://www.asahi.com/national/update/0511/TKY200505110329.html?t5 ○TBSのコラ…

○気になる野球本「週刊文春」の「シネマチャート」は、品田雄吉、中野翠、芝山幹郎、おすぎの4名が、近日公開映画2作品を☆数で評したもの。 大概、他の3人と評価が正反対になるおすぎの星評が異彩を放っていてオモシロイ。信頼を寄せるのは芝山幹郎で、芝…

○気になる近刊本棚の中の骸骨,Topics/注目の新刊 (5/7)より引用。 http://www1.speednet.ne.jp/~ed-fuji/ 5月17日刊 南條竹則 『中華文人食物語』 中国文学と中華料理に深い愛と造詣を有する著者が、スッポンと覇王別姫の悲話など、食文化を語りつくす。 …