気になる新刊
よるひるプロより、長尾みのる「バサラ人間」復刊
http://members.jcom.home.ne.jp/yoruhiru/pro_main.html

バサラ人間とは?

昭和四十四年、フーテン・ヒッピー・アングラ文化への回答として、三十代後半の長尾先生は連載を持ちます。それは室町時代の「バサラ」を現代に蘇らせる試みでした。
この連載では前作「革命屋」同様、ストーリー・イラスト・構図・色指定など全てを長尾先生が制作、標題に挟んだ台詞・詩(のごときもの)・スクリーントーンの使用法など様々な斬新な試みがクールにちりばめられ、長尾先生の一大傑作となりました。
この手法はその後の数多くのイラストレーター・画家などに影響を与えました。

「バサラ人間」復刊

今回の復刊では、オリジナルだと三部にあたる旅行記及び、二部の後半にあたる他者原作のイラストーリー二編をカット、「バサラ人間」そのものだけで構成しました。
これは当時からの長尾先生の要望でありました。
今回は付録として、業界新聞の記事「バサラな人間」及び、「バサラ人間」新聞広告を再現・また、バサラ人間の支持者でもある活弁士山田広野氏とよるのひるね門田による長尾先生インタヴューを掲載致します。

ユトレヒト, 「人物リスト長尾みのる
http://www.utrecht.jp/person/?p=18