2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

○水底のテクスト ー おなかゆるい日の「私」 朝は調子があがらないタチだが、今朝は寒気がし、いやな予感がした。予感の悪寒。 出勤し、午前中はぼちぼち。が、昼過ぎから腹の塩梅に暗雲が。。。 トイレに駆け込むこと数回。仕事がはかどらない。やはり休め…

○馬円楽、死去 http://www.asahi.com/obituaries/update/1030/TKY200910300281.html 円楽が亡くなった。 今、この記事を書きながら前田憲男とプレイボーイズ「円楽のプレイボーイ講座 12章」を聴いている。追悼だ。 落語家としては鈍臭いイメージがある。泣…

○戦略としての「下手っぴ」 「春風亭昇太1「権助魚」「御神酒徳利」-「朝日名人会」ライヴシリーズ29」。冒頭に別録りされた昇太自身の演目解説があって、それがよかった。 昇太の師匠は柳昇。最初っから新作をやりたくての師匠選びだった模様。しかし、師匠…

○馬生、鳴らないラッパ、境地 「決定盤 十代目 金原亭馬生 落語集」より、「笠碁」を聴く。 悠々自適な大店の旦那同士が囲碁に凝り、ヘボなりに楽しむさまを描いたもの。ずいぶん打っているのに上達しないのは「待った」のせいだということで、「待った」な…

○へたくそ、計算づく、無理矢理 「決定盤 十代目 金原亭馬生 落語集」より、「茶金」を聴く。 「茶金」は、道具目利きの茶屋金兵衛と粗忽な油売りのハナシ。上方落語でいう「はてなの茶碗」。馬生はあまり巧い噺家ではない。おそらく馬生自身それを知ってい…

○本ぐらい好きなもの読めば? - 宇多丸、アニキ的存在、読書指南 TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」を聴く。 レギュラー陣が本の紹介コーナー。宇多丸が採り上げたのはマンガ2点。アラン・ムーア「フロム・ヘル」上・下巻と真鍋昌…

○批評、豚まん、聴診器 「枝雀落語大全(36)」より、「義眼」を聴く。 医者の聴診器はコント的な記号だ、というマクラ部分の結論に度肝抜かれる。 テクノロジーの日進月歩めざましい現代社会。医学分野も間違いなく、その恩恵をうけ、病気の早期発見や治療精…

○狐とうなぎ 「NHK落語名人選(22) 十代目 金原亭馬生」より、「王子の狐」を聴く。 馬生という人は、月見草的な落語家だ。親父や弟のような、大輪の花的の個性はないが、ある種超然としたただ住まいが可笑しい。 座布団に座って定番のハナシをお客に聴かせる…

○フジヤマ、ゲイシャ、ロボット 渋谷シアターNは毎週水曜1000円ポッキリ。ということで、井口昇監督「ロボゲイシャ」観た。 殺陣シーンが無茶苦茶かっこいい!作品テイストは、低予算予算でちゃちいンだけど、そのチープさを補ってあまりある井口イズム噴射…

○野村克也。あるいは、生まれながらのツイッター ・楽天米田代表、来季監督「ノーコメント」 http://news.goo.ne.jp/article/sanspo/sports/npb/120091004124.html?fr=rk 偉大なるボヤキ、ここにあり−。ノムさんが楽天を球団創設5年目で初めてクライマック…