○ダルの時代


日本シリーズ。第一戦は、3−4で巨人に軍配。
ホームで初戦を落とした日ハムは、連敗は是が非でも回避したい。ただ、絶対的エース・ダルビッシュが腰あたりに故障をかかえ、それが芳しくないというニュースはネットやテレビなどのメディアで流れていた。
第二戦、はたして先発でダルはあるやなしやに俄然注目が集まった。いうか、メディア的にはそういう風にシリーズの見所を喚起したというかんじか。googleリーダーに彼のブログを登録しているボクは、日本シリーズ進出をかけての対楽天を応援するダルの熱っぽいブログ更新に、これは相当ケガのぐあいが悪いに違いない思い、日本シリーズでのダルのマウンド姿はないと考えていた。
方や巨人サイド。第二戦にのぞむに際し、ダル先発もあり得るとしてミーティングでその対策を選手各自に通達したという。
そしてダルは、第二戦の先発投手としてマインドに現れ、意外なスローカーブを多投スタイルで巨人打線をきりきり舞いさせた。
今朝のTBSラジオ森本毅郎スタンバイ」出演したスポーツライターの永谷修さんによれば、ダルはいつもより踏み込みを一足分縮めての立ち投げだったという。やっぱイタい部位をかばっての登板だったわけだ。で、ダル、去年の日本シーズで巨人打線が西武の岸のカーブに手こずってるVTRを見て、んじゃ、スローカーブで行こうと決めたとか。
実際、決め球で鶴岡のサインにシキリに首をふり、何を投げるんだと思ったら、スローカーブ。いやホントたいした度胸だと思った。
試合は4−2でハムが勝ち。星を五分に戻す。ダル様様という他ない。試合後の彼のコメント。「一世一代のピッチングが出来た」というやつにはちょっとグッときた。
えーっと、フジの放送姿勢に一言。清原と新庄のダブルゲスト解説なんだ、ごぉらぁ!!野球ナメてんのか、フジっ。実況アナがベテラン三宅さんでも、これじゃ「ジャンクSPORTS」の日本シリーズ出張版でないか!こんな悪ふざけ副音声でやれっつーの。
清原もチャンと解説できるのに新庄に感染して悪のり気味になってたね。木村正太が投げてるときに主審の判定にホラホラ、オカシイとイチャモンつけたりで残念すぎた。
こらっキヨ!自分ちのリビングで野球見てるんと違うんやぞ!つーか、アンタの野球人としての志の無ささ加減にほとほと呆れたよ。新庄くらいのチャチャでアレじゃ、清原西武の道のりは相当遠いっつの!!。あーあ。


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