○模倣と推理。


◇ジョギング。毎日走るのはシンドイので、だいたい週4回ペース。
走る前のストレッチも結構しっかりやるようにしてる。健康のために始めたジョギングで、怪我したら元も子もないから。走った後、再度ストレッチ。ときたまシャドーピッチング。

シャドーピッチング。というか投手のフォームの形態模写は学生の頃からよくやっていた。西武の工藤とか巨人の斎藤とか。ドカベンの里中のアンダーも真似た。あと、亜細亜大出身の投手、阿波野や小池。ロッテの成瀬も新人の頃はもっと変だった。招き猫投法とか言われて。アレは真似し甲斐があった。

投げる動作って踊りに似てると思う。躍動したり可憐であったり。美しいと思う。同じサイドスローでも投手ごとに違う。個性があって見飽きることがない。今でも週刊ベースボールの投球フォーム分割写真はチェックする。コンビニで。YouTube。アレに高津の動画上がるていて、シンカーを「体得」した。まあ、シャドーだけど。今だと攝津。あのタマ持ちの良さ、形態模写で表現したい。ムリか。

先週の週刊文春、レッドソックッスの上原を取材した記事があった。今絶好調の要因、それは投球フォームを改造にあったという趣旨。
改造のポイント、フィニッシュ後の勢いの逃がし場所。以前は投げ終わりに左足に乗った勢い、以前は「上」に逃がしていた。が、それを「前」に逃がすようにした、と。感覚的な物言いで分かりづらいが、俄然、投球フォーム形態模写ゴコロをくすぐられた。上原の言葉の意図を推理解釈し体重移動の掴めば、完璧に上原フォームを模写できる!ワケだから。

昨晩のジョギング終り、上原のことを思い出した。「上」に逃がすの意味を考えた。逃がすのは、一塁側に体重が流れることを抑えるため。一塁側流れると制球が悪化する。かつては「上」だった。それを「前」に切り替えた。何故か。歳のせい?踏ん張りがきかなくなった?。だから「前」なのか!

むろん、これはボクの仮説だ。いや、仮説というホドのものでもない。単なる上原の言葉から発想した思いつきにすぎない。けどしかし、仮にこれを前提にすると、「前」に逃がす意識がありすぎるとツッコミ気味になるはずだ。上原のようなフォークが武器の投手にとって、キケンすぎないか?今シーズンは万事上手くいっている。けど来期は。。。そんなことを考えながら家に帰りシャワーを浴びた。