2007-01-01から1年間の記事一覧

○木下直之「わたしの城下町―天守閣からみえる戦後の日本」評 (筑摩書房 ISBN:9784480816535) 以前にも書いたが、明治維新のころ楠木正成などを祭る神社建立が明治天皇によって命じられた。家康によって破却された秀吉の豊国社再建もこの天皇の号令によった。…

○らせん状のお堂さざえ堂の歩き方 http://www.ntt-f.co.jp/fusion/no27/museum/extra.htm

○きょうは、松岡利勝前農水相自殺に関する疑問。TBSラジオ「ストリーム」の人気コーナー「jコラムの花道」。本日の担当は喋る時限爆弾kこと勝谷誠彦。 http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2007/05/530.html俺個人としては今日の「ストリーム」の内容ストラ…

○僕の著作権をオカミが保護してくれる?たけくまメモ,「【著作権】とんでもない法案が審議されている」 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_b72f.html 今の動きをかいつまんで書くなら、「著作権法の非親告罪化」に向けた準備が政府機関に…

○気になる新刊 ◇マーク・ボウデン「ホメイニ師の賓客」上・下 (早川書房/伏見威訳 ISBN:9784152088246 ISBN:9784152088253) ホメイニ師の賓客 上―イラン米大使館占拠事件と果てなき相克 (1)マーク・ボウデン 伏見 威蕃 by G-Toolsホメイニ師の賓客 下―イラン…

○海苔の佃煮まぼろし食品店,「桃屋」の巻 http://www.maboroshi-ch.com/sun/pha_18.htm 戦後の原材料統制が解除されて間もない昭和25年、敗戦による輸入の自由化で(日本国内の商品生産家を保護するため、海外のものが日本に輸入されにくくするには値段を上…

○水島新司的オリックスのユウキが「魔球」をなげるらしい。100㎞切った遅いやつ。 「(アレは)チェンジアップか?」という質問をぶつける取材陣に 「チェンジアップの握りはしてない」 とユウキ。 腕の振りもストレートとおなじらしい。 「スローボール」…

○アスペクト発行のPR誌「アスペクト」の五月号を手に入れた。「アスペクト」連載の末永昭二「「垣の外」の文学」が面白い。今回ふれられている川上宗薫「眠たい」が読みたくなった。 今やミステリーは狭義の謎解きものばかりでなく、SF、冒険小説などの周辺…

○平山と流行語 先日帰宅の途中、後方から突然デカい声がした。 「どんなだけ〜」 酔っぱらった若者のようだ。 ああコレが噂にきく「どんだけ〜」かと思った。 新宿二丁目界隈で流行り出したというが、ついに東上線エリアに上陸か。 スポーツ新聞で読んだが、…

○「わたしの城下町―天守閣からみえる戦後の日本」 (筑摩書房 ISBN:9784480816535) 城を枕に、という言葉は今では一種の修飾にしか使われなくて、それが何のことか解らない人間の方があるいは多くなっているのかも知れない。 吉田健一の「城」というエッセー…

○気になる新刊◇福本邦雄「表舞台 裏舞台──福本邦雄回顧録」 (講談社 /伊藤隆・御厨貴 聞き手 ISBN:9784062137607) 表舞台 裏舞台──福本邦雄回顧録福本 邦雄 講談社 2007-04-10売り上げランキング : 81010Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 自壊する帝国 …

○文化放送の逆襲!新番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月〜金曜 午後1時)スタート。大竹まことの新ラジオ番組スタート…豪華パートナーと共演 http://www.sanspo.com/geino/top/gt200705/gt2007050604.html 日替わりパートナーには、エッセイストの…

○濫造された怪獣たちゴッドマン怪獣図鑑 http://blog.livedoor.jp/insighter/archives/51007341.html 「スペクトルマン」、「シルバー仮面」、「人造人間キカイダー」も私はほとんど見ていない。見ていないくせにソラで歌は唄える。今考えると不思議だ。 そ…

○木下直之「わたしの城下町―天守閣からみえる戦後の日本」 (筑摩書房 ISBN:9784480816535) 「わたしの城下町―天守閣からみえる戦後の日本」は異色のお城探訪記。巡った城が東海以西に偏り、脱線的に映る物見遊山もあったりするが、それは木下の興味が一般の…

○外、行ってきた。 http://ouraiza.exblog.jp/雑司が谷の古本屋往来座を会場に古本市(外市というらしい)をやっているということで、ひやかしに寄ってみた。 往来座はよい古本屋だと思うが、もうすこし「雑味」があれば、最高な古本屋なんだが。。。。 外市…

○国宝・彦根城築城400年祭キャラクターの愛称が「ひこにゃん」に決定しました! http://www.city.hikone.shiga.jp/kikakushinkobu/400ht/hikonyan.htmlこのあいだ、通勤中に日経系のキャラクタービジネスの雑誌か何かを車中むさぼり読むサラリーマン風に遭遇…

○全国高等学校野球選手権大会、いわゆる夏の甲子園の主催者である朝日新聞の記事には、野球特待生制度の日本学生野球憲章に違反問題に関して、微妙なスタンスがかいまみられる。asahi.com,「高野連、“夏”へ応急処置 特待生制度」 http://www.asahi.com/sport…

○魚住昭「官僚とメディア」読了 (角川ワンテーマ21 ISBN:9784047100893)本田靖春「不当逮捕」は、本田の相棒的存在だった立花という新聞記者を対象にしている。「ノンフィクション」といわれるジャンルでは名著とされるが、私はコレを突然変異的私小説なのだ…

○いがらしみきおの「ブラックブック」評 http://www.bonobono.jp/mag/archives/2007/04/post_107.html

○気になる五月の文庫近刊◇朝日新聞社 朝日文庫 東京ファイティングキッズ 内田樹 \735.05/02 ◇筑摩書房 ちくま文庫 昭和史探索(6) 一九二六-四五 半藤一利 \998.05/09 ちくま文庫 ローカル線各駅下車の旅 松尾定行 \882 ちくま文庫十七歳のための読書案内 筑…

○「ゲーム的リアリズムの誕生〜動物化するポストモダン2」、あるいは「かっこ悪い」ポストモダン小説の読解のレッスン 「ゲーム的リアリズムの誕生〜動物化するポストモダン2」によれば、今日の文芸批評における読解作法は、自然主義的なそれが主流をなし…

○長門有希って誰?取り立てて意味もなく「平賀英一郎」ではてなキーワード検索て気づいのだが、わが敬愛する平賀英一郎氏ならびその著作「吸血鬼伝承―「生ける死体」の民俗学」が、はてなで人気なキーワードの気配があるようだ。 「吸血鬼伝承〜」は中公新書…

○気になるDVDリリース◇「犬神の悪霊」(いぬがみのたたり)発売予定日 2007/07/21http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E7%A5%9E%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%9C%8A 監督・脚本を担当した伊藤俊也は日本土着の差別問題である犬神憑き・狐憑きに焦点を当て、前半…

○気になる新刊 ◇勢古浩爾「目にあまる英語バカ」 三五館 ISBN:9784883203833 目にあまる英語バカ勢古 浩爾 三五館 2007-03売り上げランキング : 37989Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 英語のツボ 結論で読む人生論―トルストイから江原啓之まで 新・代…

○岡崎武志「読書の腕前」 (光文社新書 ISBN:9784334033941) ガイドブック、案内本っていうのはだいたい、アレを読め、コレは名著だ、それから誰ソレの何々は必読アイテムだ、ってな具合に本のタイトルを列挙するのが相場だ。そういう意味で岡崎武志「読書の…

○トニー・スコット監督「デジャヴ」 去年観た「ドミノ」のMTV的な手癖が性にあわなかった。今回はあまり期待せずに観た。それがよかったかも。 しょっぱなからスコット節が炸裂していたため、嫌な予感がした。がそれも杞憂だった。 デンゼル・ワシントンは爆…

○「忍者議会」5年ぶり復活・伊賀市 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070402AT3K0200D02042007.html 市議や市長ら出席者約70人は、自前やレンタルで忍者衣装を調達。忍者鉢巻きや飾りの刀を持参する人も。今岡睦之視聴の議案提案も巻物を読み上げて行…

○気になる新刊 ◇紀田順一郎「幻想と怪奇の時代」 (松籟社 ISBN:9784879842503)幻想と怪奇の時代紀田 順一郎 松籟社 2007-03売り上げランキング : 54581Amazonで詳しく見るby G-Tools ◇田村義也「ゆの字ものがたり」 (新宿書房 ISBN:9784880083650)ゆの字も…

○高島俊男「李白と杜甫」読み中。 (講談社学術文庫 ISBN:9784061592919) ちくま文庫に収った「日本人と水滸伝」で、文学はその国の、その時代の社会の反映で、コレを研究すればおのずと時代に磨耗されない当地の人々の価値感や社会構造が分かるという文学研…

○やーさん「やーさん」とは、背中に絵が描いてある人たちの愛称のことでなく、腹がへったという意味の沖縄方言。 年度末であることもあって職務が繁忙だったため昼飯をとるタイミングを逸してしまった。それで口をついて出てきた言葉が「やーさっさー」だっ…