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○椹木野衣著「黒い太陽と赤いカニ」(中央公論新社 ISBN:4120034712)を読了。椹木は、太郎の手法を「対極主義」と呼ぶ。 「対極主義」とは何か?「具象」と「抽象」、「前衛」と「お笑い」、「漫画」と「絵画」、「原始」と「未来」といった対立する概念を…

○椹木野衣著「黒い太陽と赤いカニ」(中央公論新社 ISBN:4120034712)を読了。suzakkuさんの4/9コメントより引用。 http://d.hatena.ne.jp/yasulog/20040409#c 岡本太郎は、パリ仕込みの教養でそれを熟知した上で、ジョーモンで爆発な、独自な芸術観を世…

○椹木野衣著「黒い太陽と赤いカニ」(中央公論新社 ISBN:4120034712)読み中。「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 」で、「目を盗みやがったなっ」という台詞がある。盗んだのは「笑い男」、盗まれて先の台詞を吐くのはバトー。「目を盗む」とは他人の電脳に…

○小林晋一郎著「バルタン星人はなぜ美しいのか 形態怪獣論編」 (朝日ソノラマ ISBN:4275036745)私は怪獣を見ていただろうか。一読フトそういう疑念が胸を過った。怪獣について一家言を自認しながら私が見ていたのは、怪獣そのものではなく怪獣の背景、怪獣…

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○「トマソン」、無用の長物化した選球眼 マルセル・デュシャンの作品「泉」は間違いなく便器だった。私見では美術館側が好んで収集する対象、その選定基準へのナイーブな異議申し立てとして「泉」は制作された。マルセル・デュシャン。彼がロックスターのよ…

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○トマソンの構造若い頃、岡倉天心を本気で偉い人と尊敬していた。むろん彼のハッタリ力を村上隆と比較検証するような地道な作業の重要性は日増しに高まっている。しかし、私はもう少し迂回し、たとえば路上観察学会、「トマソン」について考えたい。無用の建…

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○「お手本」生産アーティスト本屋で趣味悠々の片岡鶴太郎のテキストをなにげなく手とる。なるほど、「お手本」を描こうとしてるんだ、と了解すると同時に無性に腹が立った。 マスター!バーボンロックっ。あまり関係ないが、民藝運動。柳宗悦の。アレはなん…

○ボクらの静物画 http://homepage.mac.com/d_wal/g_art/fc_oil/fc_fcgaku.jpgおもしろいんだけど、画力がね。。。。 ニュースソース:Scoobie 2004.03.01[月] http://homepage3.nifty.com/scoobies/