○クチコミで喚起!売れたら歓喜
asahi.com,「売れると思ったのに売れぬ本」フェア 作者は衝撃?
http://www.asahi.com/national/update/0305/SEB201003050002.html

福岡・天神のジュンク堂書店で、店員が「売れると思ったのに、なぜ売れぬ」と思った本を100点集めた、意外に売れない本フェアが開かれている。
 並ぶのは、「恋と股間」という刺激的な題で出版された中学生向けの生き方指南書や50年以上前のミリオンセラーの復刻本、10年おいて重版された町歩きエッセーなど。


たぶんワザワザ売れない本をこのフェアのために仕入れるなんてアレなので、担当者ががんばって棚展開してきたけど結果だせなかった本たちを、返品する前にフェア化したという感じだろうね。根っこは京都・ガケ書房の返品候補箱と同じ発想か。
実際このジュンク天神店のフェアでスルスルっと売れたりする本もだろう。
そういう意味で、クチコミを増幅させるメール、ブログ、ツイッターなどのネットツールが「案外売れなかった本」たちに再度スポットを当てたわけだ。工夫次第で埋もれた商機を引き出せる。イイ時代だなぁ!

☆追記:ブログ「プログラマになりたい」の3/7エントリーで、売れぬ本フェアのタイトルリストが出てるのを発見!
プログラマになりたい」さんがフェアのリストについてメールで問い合わせたところ、ジュンク堂さんからリストを返信がきた、と。
既存のメディアを飛び越えて、ネットがどんどん人と人を繋いでいくんだなぁ。
http://d.hatena.ne.jp/dkfj/20100307/1267970283