○思いっきり妄想、オリンパスマイクロフォーサーズ機の全貌!!


マイクロフォーサーズとは、デジタル一眼カメラの規格。
マイクロ以前にオリンパスイーストマン・コダックが音頭をとって策定したフォーサーズ規格がある。フォーサーズ規格の眼目は、デジタル一眼における、レンズやボディの互換性の保持にある。こころざし的にはPC界におけるIBM策定のPC/ATなのだが、実質はアスキーが肝いりしたMSXの香りがしないでもない。
マイクロフォーサーズはこのフォーサーズ規格の拡張版。十中八九オリンパスがグローバルなデジカメ市場を見据えたとき、ボディ、レンズの一層の小型軽量化に需要があるとの判断から、マイクロフォーサーズは策定された、と俺は睨むね。ただ現在この規格に賛同しているのはオリンパスパナソニックの二社のみ。

マイクロフォーサーズ。俺てっきり、マイクロフォーサイスだとばかり思っていた。いやーはずかしいー。ホント面目ない。
ってわけで、オリンパスの菊川サンが、うちのマイクロフォーサーズ機のお披露目は6月15日だよと言いました(参照
遅っ!ちょっと勿体ぶりすぎぃ〜って思ったりもしますが、まあ待望の新製品ってのは、あーなのかな?それともこーなのかな?と発表を待ちつつ妄想してるときが一番楽しかったりするもんで、まあ最近はトヨタが赤字だの家電大手がどーだのと余り明るい未来が見えてこなかったりするわけですが、そんな中で盆と正月とスペイン牛追い祭りがいっぺんに来ちゃたみたな力強くド派手な妄想のタネというか、恰好な触媒が、我がオリンパスマイクロフォーサーズ機じゃなかろうかと思ったりしてます。
実際ネットでググると、アチコチでオリのマイクロフォーサーズ機どんなもんだべや的妄想が花開いたりしてる。がしかし、この一月にリコーR10を買ったばかりの俺としては、デジカメ新製品は興味もってはならないモノ、入り鉄砲に出おんな的な御法度品なんだが、もはや妄想おさえがたく、遅ればせながら一節ココで語って楽になろうと思います。
今回、おれの妄想を膨らませるイースト菌というか、タネはオリンパスのwebサイト(参照)。で、5月アタマからこのサイト内に「OLYMPUS Pen」発売50周年記念スペシャルコンテンツが設けられた。
ご覧にならばわかるが、フラッシュで作られた動画は、ペンでオリンパスペンを描くという趣向。
これは多分このアト、オリンパスペンEE、オリンパスペンEES 、オリンパスペンD、オリンパスペンEM、オリンパスペンF、オリンパスペンFTとペン機歴代モデルを描き足して、最終的に「ペン勢揃いの画づら完成」ってなるはず。で、たぶんこの50周年アニバーサリーのコンテンツは、6月15日の発表と連動したもんだと思う。
これが何を意味するか?そう、つまりオリンパスは、投入するマイクロフォーサーズ機をマジでペンの後継機として位置づけているのだ。
それともうひとつ。オリのWebサイトでオリンパスペン50周年記念でオリジナル万年筆プレゼント・キャンペーンに注目(参照)。
くだんの50周年記念のフラッシュでも「ペンで描く」という趣向が採られ、それに加えて万年筆のプレゼント。なんだ!このペン、ペンした感じ。もしかして。。。マイクロフォーサーズ機、「PEN」って名付ける気?襲名? いや、その可能性はちょっと薄い気がするけど、ただ何故ペン、ペンした感じになるのか?
それはたぶん名前よりもテイストの継承ってこと、いや当てずっぼうだけど。
うまく言えないんだが、オリンパスペンは、オリンパスにとってマーケットリサーチを吟味し、咀嚼し、かたち化にしたオリの結晶だったと思う。すくなくとも、オリンパス的にはそういう風に歴史語りされるものだったのではないかと。で、今回の新機投入には、並々ならぬオリンパスの意気込がビンビンみなぎっている。オセロで言ったら、形勢有利といえない盤上をエイや!の一撃で白、白、白とやったー!大逆転勝利ってくらいの鼻息をビシビシ感じる。
ううう、妄想がデカ過ぎて恐くなってきた。あの、その、なんだ。アレだ。つまり、今回出るマイクロフォーサーズ機ってのは、一眼の小っこい奴って意味ではないじゃない予感がする。いや、これホント妄想だから。
小っこい一眼じゃなきゃ何だ?ってハナシだが、デジカメだよね。そう、デジカメ。デジカメ全体の定義っていうか、これからはこーゆーのがイイじゃない的な。。。。いや、ホント妄想なんでアレだけど、そんなココロザシ、ヒシヒシきてる。
うーん、来月15日。早くきて欲しいようなきてほしくないような。。。。ドキドキわくわくな今日この頃でアリマス。