○触れてみたい、あるいは美術というものの本質

アート・カウンターパンチ
http://cruel.org/diatxt/index.html

「diatxt」というは、京都芸術センターってとこが発行している雑誌のようだ。それに山形浩生は「アート・カウンターパンチ」というパンチの効いタイトルで連載をしているらしい。
連載一回目の「美術というものの本質について」より引用。

そして、展覧会での人々の反応を見ているのは、それはそれはおもしろいものだった。みんな、スポーツカーを目の前にすると、「おお」とか言ってついさわりたくなるでしょう。なんとなくフェンダーを撫でてみたくなるでしょう。それと同じで、この個展にきた人も、みんな(ホントはいけないんだけれど)さりげないふりをしてそうっと触っている。実にうれしそうに。

 ぼくはそこにこそ、美術というものの本質があるんだと思っている。

カーナゲット!
確かに楽しそうだが、それじゃ、吉田戦車の「丸バナナ」や「あの肉」もアートかと自問してみるが、やっぱ違うように思う。
ナーンデカっ?