2005-10-02から1日間の記事一覧

○稲葉振一郎×萱野稔人トークセッションを聴く 社会とか国家、市場などの制度とその前提(=自然)との関係を弾力的に考えるというのが、対談のテーマ。 思ってほど自然と人為の境界線は自明でないかも、というの感じ。 土地を所有するというときの土地は自然…

○文学/文学じゃない、境界は誰が引いた? 高橋源一郎の「文学じゃないかもしれない症候群」(朝日新聞社 ISBN:402256489X)は、ざっくばらんにいえば、書評エッセー集というもの。 「起源のSFとSFの起源」と題した大江健三郎「治療塔惑星」レビューで、…