○「BRUTUS」なにしろラジオ好きなのもので。



◇雑誌ブルータスのラジオ特集号を買った。ハードとしてのラジオでなく、番組としてのラジオにフォーカスしたもの。当たり前か。2009年の3月にラジオ特集を組んだらしい。だから今回は5年振りの「第二弾」。

伝説のハガキ職人たちの同窓会ってやつが目を惹いた。ペン村さ来、殺し屋田口、大村彩子、幕下裸体力の四人による鼎談&それぞれの投稿ハガキの再現バージョンを掲載。勉強になる。。。ワケないよね。でも面白い。
表紙イラストを描いた山口晃さんのラジオ放送の現場レポ漫画もいい感じ。目が釘付けなったのは、「5年ぶりに語る、伊集院光とラジオ」。
TBSの「たまむすび」。お昼どきのワイド番組。金曜に伊集院がホストのビデオを紹介するコーナー「週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう」がある。ゲストがコレおすすめだよって伊集院にプレゼンする回と「どうおもしろかったでしょ?」って伊集院の見た感想をゲストが聞く回の二段構えのやつ。アレは伊集院自身の企画らしい。まあ今の伊集院が「やりたい」って言えばラジオ業界で却下できる局はないよね。
で、その伊集院がああいう宿題だされて、その感想を喋るっていうメンドクサそうな番組をやりたがっていっていうのが興味深い。

ところでブルータスが食い付くほどラジオって需要あるのかね。おれ自身はラジオ聴く方。宇多丸とか粋な夜電波と娯楽というかか、西寺郷太のやつとか。TBSばかりだね。ま、元気イイ局だから。Jや文化も聴く。「TOKIO HOT 100」。ペプラー兄貴は最高だよね。ゲスト以上にアーティスト魂ガンガン放っているときある。ロックが宿っているんだよね。ふつう結婚して丸くなるよね。男は特に。けどペプ兄ぃは違った。より尖りだしたね。このあいだもふなっしーのモノマネしてたし。別に尖ってないか。

ペプ兄ぃ、けどそういう小ネタはやめてほしいだよね。そう、「ドンと構えて!」ってね。。。。。
ん?分かんない?いや別に分かないからって君が悪いわけじゃない。おれが悪いわけでもない。
まぁ結局クリス・ペプラーはJのゆるキャラだってことだね。
あとラジオ日本。マキタスポーツの「はたらくおじさん」は欠かさずチェックしている。このごろ寝オチばかりだけど。

娯楽というか暇つぶしというかのいろいろ選択肢あるなかで「ラジオ」。確かに微妙だよね。広告媒体としてもネットだよね、いまは。けど逆に、色々ある選択肢あるなかで「ラジオ」を選んでる人たちがが1パーセントいるってってスゴい言い方もできるよって伊集院は言ってるわけ。
「あーうちのカイシャ大丈夫かなぁ」とか「業界的お先真っ暗」とか「ニッポンやばくねぇ?」的な悲観って単に肚が坐ってないんだって膝をうったね。1パーセントに賭ける!伊集院、かっけー!



しかし伊集院も老けたなぁ。。。


BRUTUS (ブルータス) 2014年 3/15号 [雑誌]
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マガジンハウス 2014-03-01
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