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○親子、狸、軽さの重み
「古今亭志ん朝 落語名人会 28」を借りる。志ん生の「化物使い」が面白かったので、倅のやつも聴いてみた。
感想は「普通」。ま、こっちが期待持ち過ぎなのかもしれないが。
噺の導入の奉公斡旋所でのやりとり、お化物が一つ足されたトコなど、よく練られてる感じ。で、それはそのまま志ん朝がこの噺の笑いどころをどう捉えているの指標とも言える。
けれど残念ながら、志ん朝の工夫はぼくが思う「化物使い」の面白みを活かしていない。
中公文庫の新刊「阿波の狸の話」を買う。怪異を巡る狸バナシが満載。
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