○中経の冒険


購入した新刊がネット上でも読める。
http://japan.cnet.com/release/story/0,3800075553,00021739p,00.htm

購入した新刊をネット上でも読むことができる「ネット書籍サービス」の提供が、9月より株式会社中経出版(以下 中経出版)で開始された。 
読者は、購入した新刊の裏表紙についている登録ナンバーを、「ネット書籍サービス」のホームページで入力し、本が手元にないとわからない質問を回答することで本の閲覧をすることができる。 
現在、書籍の電子化や新古書店の台頭により書店が減り続けている現状があり、本サービスはこうした状況への対抗策として、既存書店の売上向上を目的としている。 
 (中略)
購入した書籍をインターネット上でも読むことができるビジネスモデルは、三省堂の「大辞林」に続き2例目となる。中経出版としては、今後自社だけでなく多くの出版社に対しネット書籍サービスの開始を呼びかけていきたいと考えている。

 
どうやら三省堂はそれなりの成果を出しているようだ。中経もそこに眼をつけたわけか。このサービスの要点は、新古書店で買うより新刊本屋さんを利用してネ、その方がお得よ。ってことだな。
けれど用途的にもネットと親和性の高い辞書の事例が、まんまビジネス書にあてはまるんだろうか?と思ったりも。
けど、まあ中経は先鞭をつけたということだね。資格試験参考書には結構向いてるサービスぽいし。今後中経の呼びかけに応じる版元がどんどんふえていけば、会社にいながらに自宅の本棚の本を会社のパソコンで閲覧なんてスタイルが当たり前になったりすんのカモ。



中経出版「ネット書籍サービス」説明のページ
http://www.chukei.co.jp/net_book_about/index.html

・本よみうり堂,「安い早い便利 ネット版辞書」
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20070305bk11.htm