○「グエルム-漢江の怪物-」評

久住昌之「後悔日記」9月16日(土)
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仕事がはかどらないので、思い切って映画を見てきた。 面白かったア!
いわゆる「怪獣映画」じゃないところがボクには面白いんだろうな。
韓国映画のニューウェイヴに、事件の題材として怪物を使ってみました、というような。
怪物の造形やCGが「ロード・オブ・ザ・リング」とかやったニュージーランドのスタッフだけあって
すごく良くて、そっちはまかせてる感じの、その合体が良かった。
韓国の「純情・激情・でもちょっとズサン」と「緻密で冷静でリアル」の 組み合わせの妙というか。
大魔神」も「時代劇と特撮」の組み合わせが当時、新鮮で面白かったんだと、大人になってわかった。
CGの場合、素の画面の色調に合わせるから、韓国映画に馴染んでる。こういうところが着ぐるみと全然違う。
まあ、そんなことは置いておいて、最初から最後まで楽しんだ。

あーやっぱ観るべきだー。