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○父から子へ、ムダ知識の伝承

「オビワンケノービがうんたらかんたらで、アナキン・スカイウォーカーがうんたらかんたら」
有楽町線の車中、３〜４歳くらいの男の子が、ダッコされながらスターウォーズ談義をお父さんにふっかけていた。
お父さんは僕とおない歳くらいのこざっぱりした人。
うんたらかんたら部分はよく聞き取れないかった。というか、この子は固有名詞をやたらデカく発声して、だんだん尻すぼみになるのだ。
いまどきの子供が、「仮面ライダー牙」を好きになるように「スターウォーズ」好きにはならない。なぜなら、日曜の朝に「スターウォーズ」はテレビでやってないし、玩具メーカーのCMもないからだ。
そういう意味で、未修学児がジェダイマスターの名をすらすら言えるのは、ほぼお父さんの指導鞭撻の賜物だろう。
親子は小竹向原で下車した。降りる間際に子どもが放ったSWトリビア（？）に膝カックン的脱力をおぼえた。

「チューバッカの俳優はチューバッカだからねー」

お父さんっ、あんた息子にナニふき込んでるんだ！？

スター・ウォーズ キャラクター&クリーチャー
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