○聴けばみえてくる? アシスタントの力量と品格


大竹まこと ゴールデンラジオ!」の人気コーナー「大竹まことの紳士交友録」。コーナの体裁は、経済、時事、読書などその道のプロを招き、各分野で旬な話題を俎上に大竹とおしゃべりするもの。
木曜日担当紳士は、辛口書評家の大森望さん。彼は、アスキーの福岡さんやおすぎなど早々と交遊録名簿から消えた方々があるなか、番組発足からのコーナーレギュラー。
番組当初、大森さんは水曜の紳士だった。が、なぜか途中木曜に移動した。水曜時代、大竹とアシスタントの水谷加奈アナが二人揃ってメッタ斬り書評をけしかけるスタイルだったが、異動後は木曜アシスタントの光浦靖子が自分も本出したいと大森さんに売り込む式になった。
木曜だけは欠かさず聴いているが、水曜時代みられた辛口をけしかける向きは消えた。というか、最近は大森さんにバッサリ斬られた千原ジュニア「3月30日」を翌週大竹がフォローしたりしている。
読書なんていくらプロの読み手が太鼓判でも、個々人の趣味や心の琴線は千差万別だろうから、大森さんが不味いという本でも大竹が旨い場合もあるだろう。
まあ、そうやってこのコーナーっていうのは練れていくのだろうけど、今となっては、水谷アナのKY的な役割ミスが目立ってしょうがない。つーか、大竹と大森、ふたりの間で絶妙のバランスをとる光浦靖子の手練ぶりを褒めるべきか。光浦、株あげたな。


・「大竹まこと ゴールデンラジオ!」webサイト
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