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○わかわ対談,「はじめての、佐野元春。」
http://hmc.nifty.com/cs/interview/main/070628000168/1.htm
vol.3の後半部分がスゴい。
http://hmc.nifty.com/cs/interview/main/070628000168/2.htm
り:私の親が、“あなたがヴォーカルなの?”とバカにするんです。
佐:僕もそうでしたよ。僕の父は実務の人、母親はもともとは演劇をやっていた人だった。僕がまだ子どもだったころ、両親がテレビでエルヴィスを見ていて、なぜか突然、母親が“この子は将来、エルヴィスみたいになる”と言ったんだ。お父さんは怒っちゃった。“エルヴィスみたいになる人間は一億人に一人くらいだ”とね。やっぱり実務の人だからさ。それで両親は口げんかを始めちゃうわけ(笑)。でも、僕はその母の言葉をずっと励みにしていたような気がするよ。すごく彼女に感謝してる。だから、デビューして3年目くらいのツアーの最終ステージで、デビューのときよりは大きいステージで、母親をファンのみんなに紹介したんだ。彼女は事情があって演劇を諦めた人だから、一度、たくさんのオーディエンスの前に立たせてあげたいな、と思ってね。ファンのみんなも歓迎してくれた。
り:素敵なお話ですね!
佐:エルヴィスみたいになると言ってくれたことに対する、僕からの母への恩返し。親孝行の一環だね。
佐野節、サイコー!
そういえば、新刊でてたね。