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ブログ「アンタッチャブル柴田英嗣の平穏な僕」、2007年09月23日より引用。
http://blog.livedoor.jp/yakamashii/archives/51158831.html
ラッコは色んな進化をしている。
有名なのは、さっき言ってた石を、
常に持っている為に、体に石をしまう為のポッケができた。
これで、いつでも貝が割れます。だって。
進化、かわいいな!
柴田英嗣は漫才コンビ・アンタッチャブルのアゴが割れてない、メガネのツッコミ担当のほう。
柴田の動物うんちくは大笑いはないが、妙におかしい。
思うに、柴田は動物園へ行くと、見る動物すべてにツッコミを入れてながら観察しているんだろう。
で、観察してうちに動物の身体的な特徴や独特な習性にそれなりの合理性があることを発見し、驚嘆しているのだろう。言ってみればヤツは、動物の背後にひそむセンス・オブ・ワンダーに魅了されているのだ。ま、俺の推測だけど。
上に引いた柴田当人ブログ記事は、動物センス・オブ・ワンダーを彼なりの言葉遣いで賞賛したもの。特に「進化、かわいいな!」っていうフレーズが絶妙。ある種詩人の風情すらある。
「進化、かわいいな!」
ラッコでなく、ラッコをラッコたらしめた進化の過程を丸ごと抱きしめようってか!!チンピラキャラのくせにやけにみずみずしい感受性だよなぁ。
柴田英嗣、まったく変なヤツだな。
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