浦沢直樹プルートウ」1巻読む
(小学館 ISBN:4091874312)

友人宅で「プルートウ」1巻を発見。一気読み。
手塚治虫の「鉄腕アトム 地上最大のロボット」を原作に浦沢がアレンジしたもの。まだ序章のためか、ひとつの「事件」を幾人かの視点で「語る」、例の浦沢節は抑制気味。

ハナシは遠回りするが、児童館でバイトしていた友人が、子どもに紙芝居を見せてると、うちの何人かは紙芝居の裏側に興味を持つ、とおしえてくれた。彼らは、紙芝居より演者の所作を裏に回って見てるとか。
そのハナシを聞いたとき、その子どもは、まっるっきり私だ、と思った。
私は面白いマンガにぶち当たると、「作者はそれをどうやって着想したか?」についていろんな推測妄想し、その創意工夫を追体験する癖がある。今回、「プルートウ」を読んで浦沢直樹追体験に悪戦苦闘中(ま、早いハナシ妄想なんですけど)。
で、「プルートウ」に登場する浦沢のロボットフォルムはが猛烈に気になっていた。ふと石ノ森章太郎のロボットフォルムのデザイン処理だとヒラメき、それを足がかりになんか上手いこと言えないかと思案中。

PLUTO (1)
浦沢 直樹 手塚 治虫

小学館
2004-09-30
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