○実は妖怪には興味がないが、心情本屋的にピックアップ

本棚の中の骸骨,注目新刊(6/19)より引用。
http://www1.speednet.ne.jp/~ed-fuji/topics.html

6月25日刊
江馬務 『日本妖怪変化史』
中公文庫初期タイトルの復刊本 (と思ったら、割愛されていた 「自序」 などを収録した新編集らしい)。古代から近世に至る妖怪変化の変遷をまとめたコンパクトな1冊。著者は風俗歴史考証の泰斗。初版大正12年刊の古い本ですが、京極夏彦も推奨する妖怪学の基本文献のひとつ。
(中公文庫 予価900円) 【amazon】 【bk1


7月予定
北斎妖怪百景』
文=京極夏彦/編・解説=多田克己・久保田一洋
画狂人・葛飾北斎の妖怪画が勢揃い。肉筆・錦絵30点、読本挿絵100点、北斎漫画60点ほか、約200余点を収録。毎夏恒例 (?)、国書刊行会の妖怪本。
国書刊行会 予価4200円)【amazon】 【bk1


2004秋刊行開始
松岡正剛 『千冊千夜』
ネット上で4年以上にわたって連載されている 「松岡正剛の千冊千夜」 もいよいよゴール間近。総計400万字にも及ぶテキストが書物のかたちにまとめられる。全7〜8巻予定。
求龍堂

求龍堂とは意外。