○「キルビル2」を観る。

「プールにバラバラになった部品を投げ込んで、かき回す。そんな作業から時計が組み上がるくらいの確率で人類の先祖は誕生したんだ」と友人Aは教えてくれた。
十数年も前のファミコンしたり、酒飲んだりしながらのとりとめのない会話のなかで、友人Aは確率論の側面から人類誕生の神秘をなぜかしら私に報告してくれたわけだ。
キルビル2はそれこそ奇跡の映画に思う。
子連れ狼、片腕ドラゴン、修羅雪姫死亡遊戯鈴木清順深作欣二等。 タラティーノが、大好きで拝借してくるイメージソースそれらについて私はそれほど精通していないし、馴染みのあるものではない。「修羅雪姫」は先日、ケーブルTVで観たが、梶芽衣子の声以外好きになれるものでなかった。
タランティーノの引用はオタクのおもしろがりの引用とさほど変わらないように見えて明らかに差がある。それは町山が絶賛するほどハチャメチャでなく、どちらかというと町山が攻撃していいほどエレガントに見えるから不思議。