○電車の隣人

電車で隣あわせた30代半ばの男性は熱心に読書にふけっていた。
たぶん、知の発見双書のなにか。
彼は熱心に読書にしながらも、三省堂の紙袋と書泉のビニール袋をひっさげていた。
その書泉の袋からなかが透けて見え、その本のタイトルが、ウラジミール・プロップ著「魔法昔話の起源」(せりか書房)。
がんばれ、30代男。
和製ハリーポッターで億万長者も夢じゃないっ。