memory

○与儀タンク跡那覇空港に降り立った私はタクシーを拾う。以前は弟や友人の車をアテにしたが、彼等ももはや暇人ではない。マグロの赤身を基調にした白と黄色の2本線が横っ腹に走ったタクシーが後部座席の自動ドアを開け、私はそれに吸い込まれてるように乗り…