○小沢辞任騒動をうけての宇多丸Nona Reeves 西寺郷太の緊急対談の感想。


TBSラジオ土曜の夜の急先鋒番組「「ライムスタ−宇多丸のウィークエンドシャッフル」。先週の放送は内容を一部変更し、Nona Reeves 西寺郷太と平成の黒めがねといえばこの人こと、宇多丸緊急対談をオンエア。西寺はこのブログでまえに採り上げた、アノ小沢一郎マイケル・ジャクソンほぼ同一人物説!をぶちかました人物。
さて、今回のナベツネの影がちらつく大連立構想に端をはっした小沢辞任、やっぱり辞めないのすったもんだが世の中的に話題となった。俺としてもTBSラジオの武田国会担当記者の取材レポートや勝谷誠彦の内幕解説、その他ネットで拾った情報をすりあわせてみたが、今ひとつ騒動の核心がみえない手詰まり感に悶々としていた。
で、あの西寺って人は今回の騒動をどう見ているのかなぁと思っている矢先、小沢辞任騒動をうけての宇多丸西寺郷太さんの緊急対談がオンエアされるってんで、これはもう聴かねばなるまいってコトでラジオの前に陣取った。
先に俺の感想をいうと、今回の緊急対談ちょっと期待はずれだった。というか俺の期待がデカすぎた。
西寺は今回の騒動から小沢とマイケルがもはや同一人物に間違いないという結論を導きだしていたが(むろん冗談だけど)、彼のマイケルをダブらせての今後の政局観測がちょっと小沢寄りすぎで、小沢を取り巻く状況に暗に触れまいとしている印象をうけた。
西寺は政治記者とも定期的に飲み会をもつほどその筋にコネクションをもっていると前回の放送でしゃべっていた。俺が今回の対談に期待したのもそのツテだった。が、西寺は色々情報は耳にしているのかもしれないが、やや煙に巻くようなアナロジー話に終始した感が強かった。ミュージシャンなんだから、変に政治記者連中に律儀にならずにバンバンしゃべってくれればよかったのに残念。西寺、「愛と幻想のファシズム」みたいな小説書かないかなぁ。
考えようによれば、西寺が対談後半でもらした政局観測はやや突飛な感じ。そのへんを踏まえて深読みすれば、なにがしかの核心がみえるか。
なお、放送ポッドキャストが気になる方は、こちらをクリック!なんかサーバー混み合ってるみたいだけど。

あと、しまおまほの武田国会担当記者インタビューは笑えた。気になる先輩にどんな音楽聴くんですか?と訊く、女子的スタンスが炸裂。こちらをクリック!