○ほぼ日「おもしろ魂。三宅恵介さん土屋敏男さんと、テレビを語る。 」
http://www.1101.com/miyake_tsuchiya/2004-06-15.html

「芸人には、ふたつのタイプがある。」より引用。
http://www.1101.com/miyake_tsuchiya/2004-09-01.html

三宅
ひとりで芸をやっておもしろい人と、
誰かと一緒にいるとおもしろい、
という人の差かもしれないですね。

たとえば、
たけしさんとさんまさんで言うと、
ひょうきん族』をやっているときに
思っていたことが、ひとつありまして。

たけしさんは、
ひとりでしゃべる芸をやっていても
おもしろいのですが、
さんまさんは、はっきりと
「ひとりではなく、
 ふたり以上になったときにこそ、
 予想以上のチカラを発揮する」
というタイプですよね。

「何人かがいる場所そのものを盛りあげる、
 ものすごい触媒になる」と言うか……。

他にはたとえば、
萩本欽一さんも、そういう
「ふたり以上」のタイプだと思います。

一方の、ピンでもいける
「たけしさんタイプ」
と言えば、小堺一機くんも、
そうだと思っていますけど、
たけしさんも、小堺さんも、
楽屋でひとりで本を読んでいたり、
飲み屋でもひとりで
寡黙に飲んでいるのが
よく似合ったりするんです。

そこは、打ちあげで盛りあがる、
萩本さんやさんまさんたちとは、
絶対に違うところなんですね。