森口博子が「土曜スタジオパークからこんにちは」で韓国ドラマ通、「冬のソナタ」伝道師として出演。

昨今のNHKの韓国ドラマ「冬のソナタ」の煽りようはとても見苦しい。
それは、己の進路が見極めることが出来ず悶々としていたフリーター(26歳・男)が、なにがしかのキッカケで「カフェ系のラーメン屋になりたい!」と身の丈の夢を語りだすときの見苦しさ、醜悪さに似ている。
その醜悪さの正体は、他人とのコミュニケーションのテーブルに一向に付こうとしない、自己中心的な物の考え方だ。
「韓国ドラマ通」を自称し、その役を演じる森口博子の所作を大人の処世術を片付けるべきではない。俺の夢を無邪気に語るアホヅラの若者のような、手前勝手なNHKに相づちをうつ行為が、その手前勝手が無限に自己増殖していくことの最悪な結末を、芸能人的嗅覚で察知してしかるべきだ。
そして、それを回避するために今何をなすべきかという基準から考慮された行動の先にしか放送の未来はない。だから全く逆だ、森口博子
確かに飯にありつけることは大切なことかもしれない。しかし、今日の晩飯を心配するだけの者に放送に耐え得る演技や演出が出来るわけがない。
放送とは公共財だ。