○濫造された怪獣たち

ゴッドマン怪獣図鑑
http://blog.livedoor.jp/insighter/archives/51007341.html


スペクトルマン」、「シルバー仮面」、「人造人間キカイダー」も私はほとんど見ていない。見ていないくせにソラで歌は唄える。今考えると不思議だ。
それらの番組が放送された当時、私は宮古島に住んでいた。その頃宮古島はテレビは2チャンと12チャンのNHKしか映らなかった。
新聞にはラテ欄があり、8チャンと10チャンの番組も記載されていたのだが、8をつけてもテレビはひたすら砂の嵐で、軽く絶望したことを記憶している。しかたなしにNHKの科学番組「レンズはさぐる」や「刑事コロンボ」を観た。そんな幼稚園児だった。
だから、盆正月の本島の爺さんちに遊びにいくことが至極楽しみだった。爺さん家。それは私と民放こども番組を繋ぐかけがいのない場所だった。
爺さんちのテレビで「マジンガーZ」や「レインボーマン」、「ピンポンパン」を食い入るように観た。一期一会とはこういうことをいうのではないか。一回の放送で、作中の人間関係や背景設定をすべて頭にたたきこみ、かつヒーローの必殺ワザを脳裏に焼き付けた。当時の私にとってそれらの情報は何にも代えがたい宝だった。
おはよう!こどもショー」を見た覚えがある。ウルトラマン風のヒーロー物もやっていた。たぶんそれが「ゴッドマン」だったんだろう。
こうやって怪獣の面構えを拝んでも、残念ながらほどんど思い出さない。おそらく従兄弟たちがあまり話題にしてなかったせいだと思う。唯一覚えているのは、愛川欽也がスタジオのおともだちと一緒に「ゴッドマーン」と叫び、それを合図に「ゴッドマン」が始まったこと。
それにしても、ゴッドマンの怪獣、相当いい加減だな。

文化放送の逆襲!新番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月〜金曜 午後1時)スタート。

大竹まことの新ラジオ番組スタート…豪華パートナーと共演
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200705/gt2007050604.html

日替わりパートナーには、エッセイストの阿川佐和子(53)、タレントの山本モナ(31)、文化放送アナウンサーの水谷加奈(39)、タレントの光浦靖子(35)、同じく六車奈々(33)を迎え、レギュラー出演者としては週刊朝日編集長の山口一臣氏、書評家の大森望氏、週刊アスキー総編集長の福岡俊弘氏、タレントのおすぎ、きたろうが脇を固める。

 さらに、午後2時20分から50分までの「大竹メインディッシュ」には、番組ファミリーとして精神科医きたやまおさむ氏、医師の鎌田實氏、ジャーナリストの田原総一朗氏、作詞家の阿久悠氏らが毎月1度出演し、大竹との本音トークを繰り広げる。


裏番組のTBSラジオ「ストリーム」ではトヨザキ社長こと豊崎由美を書評コーナーに抜擢してるが、その相棒、大森望をぶつけるわけですな。お昼のラジオから耳がはなせません。